ヨーロッパ3ヵ国周遊(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
ノイシュバンシュタイン城からローテンブルクへ 2018/1.19
ノイシュバンシュタイン城のあるホーエンシュヴァンガウから4km
ほど離れたホテルに宿泊です。こちらの夕食朝食が今回の旅の
最大の成果だったのかも知れません。さすがにドイツ、ウインナ
ハムの種類が多いのはもちろん、サラダバイキングまでありました。
海外旅行では生野菜を食べないと決め込んでいたのですが、
見ただけで新鮮、中でもトマトにドレッシングを掛けると実に
美味い!喜んでしまい2皿目のお代わりですが、これ以来トマト
にはドレッシングを掛ける事にしているのです。そして日本びいきの
支配人のお陰でカレーまで用意してくれていたのには感激しきり。

ホテルの朝食風景
朝食レストラン ウインナ大好き人間 ホテル前
ビュッフェ形式の朝食、さすがに朝からビールと言う訳にはなら
ないのですが、夕食同様に満足のいく品揃えでした。各種ハム
ウインナーとの出会い、このためにだけでもヨーロッパを旅したく
なります。右端の写真はホテル前の風景、降りしきる雪を街灯が
照らし出しています。最近のホテルは建物内で煙草を吸うのは
不可能になっています。そこで玄関前で吸う事になるのですが
寒さに耐えながら吸うのも大変。そう言えばヨーロッパで喫煙室に
出会ったことがないですね。玄関前にさえ灰皿を置いていない
所もあるのです。

ノイシュバンシュタイン城まで4km
ホーエンシュヴァンガウ城 レストハウスより 中腹
バスに乗り込むと程なくノイシュバンシュタイン城の駐車場に到着。
その手前にある黄色の城がホーエンシュヴァンガウ城。バイエルンの
王、ノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィッヒ2世の父親の城
となります。先ずは駐車場横のガイドセンターのような建物に入る
のですが、そこは免税店になっています。床にズラリと新品のスーツ
ケースが並んでいるのにはビックリ。中国人旅行者がこちらで新品に
買い替えるようですが、その購買力に驚きながらも日本人の影が
薄くなっているのを実感です。駐車場から中腹に建つノイシュバン
シュタイン城を感慨深く眺めるのですが、雪山の中では背景に溶け
込んだようでハッキリしないのが残念。

雪道の登山
登山道 馬車 小滝
城目指して40分ばかりの登山になります。傍らを乗り合い馬車が
頻繁に擦れ違います。登山が6ユーロ、下山が4ユーロでしたか、
狭い所に押し込まれた状態で皆さん乗っていますので乗車を
見送ります。その馬車を写したり、時に出会った小さな滝撮影。
足元の雪に足を取られながらの歩き、これもまた思い出になります。

屋内撮影不可
四季の風景 青空 尖塔
ようやく城の入り口に到達。少々ヘドヘド....傍らに四季の風景
を写したポスターがあります。どうやら秋に訪問が正解でしょうか。
時間差で入場制限していまして、リュックを背負った人間は前に
移動させるように注意。展示物に当たらないようにするためか。
驚くべき事に この城は鉄骨モルタル造なのだそうな。これには
少々ガックリしながらも威風堂々の佇まいとなっています。
19世紀ルートヴィッヒ2世が中世への憧れから、戦争の資金不足
にも拘わらず建設で、周りの人間から不興を買って謎の死を遂げた
のだとか。ちなみに内部は撮影不可、そんな大層な....
城を一巡りして外に出て来ると青空が見えてきました。

ロールキャベツのランチ
登山終了 ロールキャベツの昼食 雪の風景
ようやく駐車場に降りてきました。もし足が悪い方は絶対に馬車に
乗るべきでしょうね。まあ馬車は城の大分手前で降ろされますので
少々覚悟が必要でしょうか。少し離れたレストランで本日の昼食。
ロールキャベツのランチ、ドイツの名物料理のひとつですが、格別な
感動なし。まあビールさえあれば喜んでいるのですが....
雪山を横目に世界遺産に登録されたヴィース巡礼教会を目指します。

ヴィース巡礼教会訪問
遠景 明るい教会 青空
「ヴィースの涙の奇跡」農家の主婦が修道士から譲り受けたキリスト
像を拝み続けていると涙を流したと評判になり、巡礼者が訪れる
ようになったそうな。18世紀の中半に寄付を募り、牧場の中に建設
された教会。中に入るとロココ調の装飾、これほど綺麗で明るい
教会を訪問したのは初めてですね。静かな教会には私たちのツアー
のみで、雰囲気充分。建物の周囲を歩いている内に青空が見え
始めました。今回の旅のベストショットでしょうか、表紙にも使って
しまいました。教会の美しさに感動、気分を良くして小さな土産物屋で
皆さん次々お買い物。私もステンレスのウイスキーボトル、貴族の
紋章入りを買ったのですが、これからの旅の共になるのでしょうか。

ローテンブルクまで235km
一軒家 増水の川 水辺の集落
ロマンチック街道の起点、ローテンブルグ目指してバスは走り
出しました。雪の中に農家があると写すの繰り返し。やがて
平地に降りてきたようで、川のある風景に目を奪われます。
おそらくライン川の上流域になるのでしょうが、水量が多い
ようで川から溢れています。水辺の集落も落ち着いた雰囲気
でカメラを構え続けています。

ローテンブルク夜景散策 オプション夕食付
入場門 塔 広場
肉の煮込み 見学の一団 夜の散歩
暗い中ローテンブルク到着。コジンマリしたホテルに入り、スーツ
ケースを部屋に入れると、直ぐに夜景散策開始です。夕食付きの
オプショナルツアーなのですが、店も少ないし言葉も通じないので
皆さん参加となっています。小雨模様の中、ゾロゾロと歩くのですが
見所満載・シットリ感十分の中世の都市、雨に濡れた石畳を歩く
だけでも十分満足です。夕食は数少ないレストランでジャガイモの
スープに牛肉の煮込み赤キャベツのザワークラウト付となっています。
もちろんビールを注文....

今回の旅の主目的であるノイシュバンシュタイン城、石造でない
のには驚かされたのですが、一応見た事にしましょう。ヴィース
教会がまた清楚で見応えアリ、我ら日本人だけで見学した事に
意義があるのかも?仕上げは雨中それも夜のローテンブルク散策と
恐ろしく充実した一日を送ったようです。イヤ満足、私のヨーロッパに
求めていたものが集約されていました。

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