再びの上海(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください) | ||
最終日 2017/10.20 | ||
4日間の旅も最終日、それがまた上海空港離陸が8時半。 そのために朝4時のモーニングコールなのです。到底、朝食 バイキングに間に合わず、ホテルを出なければなりません。 折角の高級ホテルも寝るだけでは値打ちなし。ホテル周囲の 散策も全くしていないのは寂しい限り。そこで朝食は弁当に なるのですが、暗いバスの中で紙袋を開くと小さな菓子パン3個 バナナ一本に紙パックのジュース。前回の上海ツアーでは やはり弁当と予定表にあったものの、バイキング会場を早めに 開けさせてジックリ食した記憶。えらい違いながらも航空便が 違うのでは仕方がない....諦めましょう。 |
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7時には空港到着、余裕がある筈が搭乗手続きの職員がひとり だけで遅々として進まず。車寄せ付近に喫煙場所を確認して いましたので向かったのですが、ネットに書いてあった通りに 灰皿の上に放棄したライターが3個ほど乗っています。ところが 空港に再入場するにはX線検査を受けなければ入れて貰えない のです。空港検査が厳しくなりばかり.... ギリギリに間に合ったようで空港を飛び立ちます。免税店を 覗く時間が取れなかったのは本当に残念なのですが、さて 3回目の上海訪問ありやなしや。 名残惜しく眼下を見下ろすと海が赤く染まっているのです。 こんなに汚染されていては沿岸漁業が成り立つはずがなく 中国漁船が日本沿岸まで進出してくるのも無理なし。中国が 尖閣諸島はたまた沖縄まで狙っているのは本当の話!? |
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さて〜蘇州刺繍研究所に立ち寄った筈が、写真が全く残って いないことに気付きます。たしか昼食レストランの横が研究所。 もちろん実演と刺繍作品のショッピングなのですが、前回の 旅で両面刺繍の衝立を買わされているのです。あの時は活気が あって少しでも興味を示すと付いて離れなかった記憶。ところが 今回は男性店員がイカガデスカと言ったきり全く勧めないのです。 思うに中国人の賃金も高騰して刺繍のような根気のいる仕事を する人が居なくなったのかも知れません。 刺繍研究所での私の興味は前回買った両面刺繍の値段。同じ 大きさのものが見当たらず、一回り小さな刺繍が1万円ほど高い ようでニンマリ。まあ本気で値切れば安くなるのは間違いなし。 賃金の高騰と言えば、今回案内してくれたガイドさんの住まいが 7千万円もするマンションだそうな。一般人としか思えない女性 なのですが、これは一人っ子政策の成せる業なのです。夫婦 それぞれの両親に祖父祖母が援助してくれているようですが、 皆が皆恵まれた家庭とも思えません。今回訪問の道中でも マンション建設が続いていましたが、さて不動産バブル崩壊は あるのでしょうか。共産党が無理からに抑え込むのかも知れま せんね。 今回のツアーでも次々とショッピングに引き回されたのですが、 旅行社としてはショッピングのついでに観光させようというのが 丸分かり。こんな時は興味を示さないのが一番。今回もう直ぐ 定年で本格的に海外旅を上海から始めようという夫婦に出会った のですが、次々と記念と称して買っていました。実は我が夫婦も 最初の旅は同様で、今や玄関カウンターが土産物で埋まっている 状態。さすがにこれほど旅が続くとお買い物は二の次になります。 そして今回印象に残ったのがレンタサイクルの列。写真は割愛した のですが、歩道にズラリと並んでいます。ハンドル中央にバーコード これをスマートフォンで撮影すると簡単に乗り出せるそうな。偽札の 横行からスマホ決済が当たり前になっているようですが、便利に 感じると即座に対応する中国人気質とでも言いましょうか。ただ 問題はそのレンタサイクルにライトが付いていないのです。夜でも 灯りなしで走り回っているのです。電動バイク然り、相当に危険は 状態ながら幸いに事故を見なかったのが不思議とさえ思えます。 4日間ながらそれなりに上海の発展ぶりを目の当たりにしたのですが お次は大気汚染と政情安定の暁には北京再訪でしょうか。 |
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