再びの上海(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
上海空港到着後、無錫へ  2017/10.17
高級ホテルと言えばシエラトン、今回の上海ツアーのキャッチ
フレーズで完全に思い込んでいました。ヨクヨク旅の最終案内を
見てみると、ハイアットリージェンシーホテルに無錫でに2連泊
そして上海に1泊となっています。実は完全にシエラトンと思い
込んでいまして入国カードの滞在先欄に書き込んでいたのです。
まあ何がしか書き込んでいれば問題ないのですが、歳を寄せる
につけ、その思い込みの強さには飽きれるばかり。しかしいずれも
高級ホテルには違いなし、そのハイアットリージェンシーに3泊して
各3食付きの上に観光付きで4万円弱。燃油サーチャージに空港
使用料で8千円くらい上乗せになるのですが、それにしても安い
ツアーとなっています。我が家から高松空港までは10分弱、そして
民間駐車場4日分も無料とあって即座に申し込みしてしまいました。

LCC春秋航空で上海へ
春秋航空 機内 上海到着
7年前に上海を訪問しているのですが、あの時は親友F君と関西
空港からの中華東方航空便でした。それが最近増えたLCCの
格安航空が高松にも進出して香港・台湾・上海に飛ぶように
なっています。格安航空というものは諸般の事情から無くなる
と言う事もありえますので、ツアーがある内に是非利用してみる
べし。その前に旅行と言うものは思い付いた時に行ってみるべき
なのです。流石に格安、モニターテレビで映画が見られないのは
我慢しなければならないのですが、飛行時間が2時間では映画一本
さえも見られないのは確か。ドリンクサービスも有料で、やたら免税品
を売りにくるのが特徴でしょうか。それにしてもすぐ後ろの中国人
客が食べ続けるイカ焼きのような甘辛い匂いが強烈な思い出。

無錫までの風景
高速道路料金所 縁取り 無錫到着
上海空港から無錫へは片側4車線の高速道路が貫通して、沿線
での農業風景は見られなかったように思います。時折見るのが
アパート群、それがまたその昔の低層から中層そして高層の
アパート群へと、中国の計画経済を感じます。無錫へは150kmの
ドライブで日も暮れると、高層アパートに縁取りの装飾が出現には
驚かされます。誰に向いてのイルミネーションかと頭を傾げるのですが
それなりに綺麗....驚いたのが交通違反をした車に電光掲示板で
警告と罰金が表示されるのです。ナルホドの監視社会と納得です。

お泊まりはハイアットリージェンシー
ハイアットリージェンシー無錫 壁画 ダブルベッド
無錫の繁華街に到着。こちらがハイアットリージェンシー、これまた
電飾に覆われた見上げるばかりの建物となっています。まあその
向かいが発展から取り残された一角で、その塀に落書きに近い絵が
描かれています。一昔前にはこんな低層の建物ばかりだったのでしょう。
ところで欧米資本のホテルは、その考え方から夫婦と言うものは
ダブルベッドで眠るべきとしてダブルベッドルームが多いとガイドさん
から聞いていたのですが、本当にダブルベッドでした。永らく旅を
続けているのですが、これに出会ったのは初めてなのです。さて
安眠出来るでしょうか....少々不安。

48階より
48階より
客室の窓が本当に大きいのです。無錫の人口が650万人だそうで
48階からも見渡す限りの広い夜景、これはいつものパノラマ撮影を
しておかねばなりません。まあガラスに室内が映り込んでいますが
大きな街であることは分かりますヨネ。
中国に向かう飛行機ではライター・マッチの持ち込みが禁止、そして
喫煙が許可されていない所で吸うと罰金が科せられるとか。ネットで
調べると結構あちこちで吸っているそうで、今回はマッチを忍ばせて
いるのです。ところが客室は喫煙室、灰皿とマッチが用意されていて
遠慮なく吸う事にします。

運河沿いのレストラン
レストラン 無錫料理 商場
部屋にスーツケースを置いて、即夕食のレストランに向かいます。
運河の横にこれまた屋根に電光装飾した大きなレストラン。円卓に
次々と料理が出て来るのですが、それがまた一斉に並びます。
中華料理では時間を置いて皿が出て来るのが普通。作り立ての
暖かい料理を順番に食べるべきでしょうが、写真を撮るには良いの
かも知れません。手前にある皿が大きな麩を甘辛く煮込んだ料理。
これが微妙な食感で気に入り、私ひとり喜んで食べていたようです。
この時に注文したのが青島ビール、色が薄くてコクが少々足りない
ようですが、ビールが私の水分補給には欠かせません、30元也。
500円と少々で日本と同じような料金でしょうか。食事を終えて
ひとり近所の散策ですが、雰囲気のある商店街となっています。

夜の南禅寺
夜の南禅寺 健康ダンス 遊覧船乗り場
続いて夜の運河めぐりになります。これはオプションで追加料金が
必要ですが、ホテルに帰ってもする事がないので迷わず参加です。
バスを少し走らせると大きな交差点、横断歩道を渡り南禅寺に
向かいます。その奥が運河めぐりの船着き場になっているのです。
入り口広場に中高年女性がユッタリとした踊りに興じています。
これはもう健康ダンスとでも言いましょうか。
船着き場に到着、向こうからこれから乗り込む船がやってきます。

夜の運河めぐり
レストラン カフェ 夜の運河
30分ばかりのノンビリした船旅ですが、ライトアップされた運河沿いの
街並みが実に綺麗なのです。古い建物をレストランやカフェに改装して
いるそうですが、食事をしている人そしてダンスをしている人と賑やかに
皆さん楽しんでいる模様。前回の旅では烏鎮なる、やはり古い運河の
街を訪問したのですが、昼間の古い街並みとは一味違い楽しめます。
途中ガイドさんのサービスとかで運河博物館に立ち寄るのですが、
ガラス張りの床下に広がるミニチュアの街並みに感心してしまいます。
無錫の街が張り巡らされた運河で成り立った本当に大きな街だった
ようです。

無錫、その昔は有錫と呼ばれていたそうです。錫(スズ)の産地だった
筈が、その錫が枯渇して無錫....ナルホド。ホテルの向かいにコンビニ
ファミリーマートがあるものの、その品揃えの少なさにビックリ。店構えが
小さな上にスカスカの状態。それでも缶ビールと中華風なお摘みを2種類
購入ですが、こちらでお土産買い入れ第一弾となりました。

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