道東の旅 2016/11.10-14(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
伊丹空港より音更町十勝川温泉まで 2016/11.10
折角遥々北海道まで旅するなら、5日間は必要です。温泉に
美食、そして北海道ならではの広い風景。3年前に7日間の旅で
数々の岬を制覇したのですが、知床の景色が印象に残りました。
その知床と小樽・札幌を巡るツアーを発見、それも少々割安で
迷わずに申し込みですが、11月が北海道の旅の端境期になる
のでしょうか。紅葉や雪に拘る気持ちが全くなく、飛行機に乗れ
長期間温泉ホテルを泊まり続けられるだけで満足なのです。
その前にバスに乗り続けることが大好きなのですが、さて
四泊五日の旅、如何なることやら....

運転席の後ろに今回の旅の経路が記されて
いました。道東に移動してからの経路が
交錯しているようですが、その後に道央を
経由して小樽・札幌を巡ります。前回の旅では
札幌泊の予定がダブルブッキングで定山渓
温泉に変更、これはこれで良かったのですが、
一度は札幌でジンギスカン....ナンてね。
経路図
大阪伊丹空港より北海道へ
離陸 大阪城 雲模様
最近のお年寄りは時間があるのはモチロンの事、金銭的に余裕の
ある人が増えているのでしょうか。今回のツアーも総勢42名で
バスは満車状態。添乗員君と話をしたのですが、これ程の人数が
移動となると、一度に受け入れてくれるホテル選定も難しいそうな。
最終予定表でヤッと決定ホテルが書き込まれていましたが、飛行機も
同様に空きスペース確保に苦労していたようです。前回は高松空港
から羽田・函館のコースだったのが、バスで伊丹空港への変則コース。
これは各地の客を拾い、最後に徳島の客を乗せるのに都合が良い
のでしょう。飛行機もホボ満席状態、夫婦それぞれに3列席の中央に
座らせられたのですが、ふと前を見ると壁の前の列が空いています。
そこでアテンダント嬢に断り座席変更です。ビジネスクラスの直ぐ後ろで
おまけにエンジンの前、さすがに騒音が少ないようです。おかげで
大阪城そして雲の景色の写真が撮れたのです。そして夫婦並んで
仲良く空弁当を広げ、素晴らしい旅のスタート....イヤ本当に。

北海道の大地に到着
陸地接近 直線道 機影
1時間50分の飛行時間、弁当を食べて雲の流れを見ている内に
新千歳空港に到着してしまいます。新幹線が函館まで乗り入れの
ニュースが話題になりましたが、北海道までの長距離の旅となると
やはり空路が正解でしょうね。そもそも新幹線は30年以上も利用
したことがないのですが、あれは乗り心地が良過ぎるのです。そして
道の駅やパーキングエリアのような気分転換が出来ないのが面白く
ないのですね。そこで時間が掛かろうともバスに乗りたいのですが、
さすがに北海道までは飛行機利用となります。小さな窓から機外を
見続けていると、何やら影を発見。これは原生林上空を飛ぶ我が
機体の影となっています。

広い風景
畑のうねり 凍てつく川 星野リゾートトマム
昼過ぎに新千歳空港に無事到着。スタイルの良い、しかし少々お年を
召したバスガイドさんに出迎えられ、今宵のホテル目指して道東道なる
北海道を東に横断する高速道路に乗ります。高速道路には防雪林の
松が立ち並び、カメラを構えるものの写真に成り難し。それでも川に
出会うと連続シャッター。この道路は日高山脈を越えるようで初めての
雪に出会い本人大喜び。途中の道の駅の喫煙所で寒さに震えながら
煙草を吸っていると、地元の女性と話をする事が出来ました。今の季節の
お勧めを聞くとタラにサンマだそうで期待薄。前回はホタテ尽くしだった
のですが、さて旨い食材に出会えるのでしょうか。
ちなみに右端の写真は星野リゾートトマム、壮大な建物に驚くのですが
現在は名前こそ星野リゾートながら、中国資本に移っているのだとか。

音更(おとふけ)町 十勝温泉へ
雲の流れ 防風林と月 十勝川
さすがに北海道東端部、夕暮れが早く午後4時には夕日が落ち掛けて
います。ナルホド北海道まで来たのだとシミジミ思いながらカメラを構え
続けています。5時頃には音更町に入り、十勝川に架かる橋を超えると
直ぐにホテル到着となりました。こちらの温泉は植物性モール温泉、
実は2回目の訪問となるのですが、湯が紅茶のような色で如何にも
有難い温泉なのです。

最近アチコチの温泉ホテルに泊まっているのですが、やはりバイキング
形式の食事が間違いないようです。小さいながらステーキを目の前で
焼いてくれたり天婦羅を揚げてくれます。これに喜んでしまいビールを
2本も注文してしまい直ぐに満腹状態、そこで考えました。食事前に
温泉に入るのですが、次回からは湯上りに自販機購入の缶ビールを
飲んでから食事会場に出掛ける....我ながらセコイ考え?

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