在りし日のネパール(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
デビッドフォールとベワ湖  2015/3.05
懸案だった山道ハイキングも終わり、その上ネパールの子供達の
笑顔まで写し止めて充分満足。上機嫌の中でバスはポカラの街
まで山道を下り、お次はポカラ観光となります。

デビッドフォールの滝よりも祭りの人々
賑やかな若者達 デビッドフォール 踊り終了
デビッドフォール、ヨーロッパの観光客がこの滝に転落して亡くなり
その方の名前が付けられたそうです。そんな観光名所には全く
興味が無く、バスが停まった駐車場で騒ぐ若者達が気になります。
顔を赤く塗りたくり賑やかに踊っているのです。これは滝を見ている
場合ではないと、ガイドさんに断りを入れて駐車場にひとり引き
返したものの、ちょうどダンスが終わったところで皆さんは次の踊り
会場を目指して去っていきました....残念。

ハッピーホリーの顔塗り
祭りの女1 祭りの女2 祭りの女3
そこで未練がましく土産物屋の売り子さん、道行く女性を片っ端から
写していきます。どうやらハッピーホリーなる無礼講の祭りだった
のですが、お陰で遠慮なく写す事が出来ました。たまたま祭りの日に
出会うのも幸運だったのですが、それにしても見境なく顔を塗りたくる
祭り、少々グロテスクな催しとなっています。

ハッピーホリーは水掛祭りが始まり
水鉄砲 行水 公園
元々は何処にでもある水掛祭りだったのが、赤の色粉に変わり
最近は青色まで加わったそうです。そこで気を取り直して沿道を
眺めると、確かに水鉄砲で遊ぶ子供の行水風景を見る事が
出来ました。ポカラ到着の際に上空から眺めると大きな湖発見、
こちらは水に恵まれた地である事を再確認です。

ポカラ ペワ湖をボートで遊覧
乗船場 島へ 舳先
ポカラの最大観光地ベワ湖にほどなく到着です。本来なら湖の
先にヒマラヤが並ぶはずが、山だけを隠すように雲が覆っています。
山があるから雲が立つのでしょう。これは諦めてツアーは小さな
小船に乗って湖中央の島までのミニクルーズ。手漕ぎ舟に8人ほどに
分乗、船頭の女性がギッチラコ・ギッチラコと漕ぎ出します。穏やかな
湖面をノンビリ進む船旅となっています。

湖に浮かぶバラヒ寺院そして昼食はスキ焼
バラヒ寺院 祈りの鐘 スキ焼定食
クルーズの時間は15分くらいだったでしょうか。島にはヒンドゥーの
コジンマリした寺院が在るだけで格別に見るものなし。タバコを一本
灰にしただけで再び船に乗り込み、船旅終了となります。船着場から
歩いて数分で昼食レストランに移動。こちらは山岳リゾートの拠点、
お洒落な店が並び街が洗練されているように感じました。さて本日の
昼食はスキ焼となっています。実は旅立ち前から楽しみにしていた
のですが少々当て外れ。全く煮込んでいないので白菜がパリパリ。
そして牛肉は脂身がなくてパサパサ。しかしこれは仕方がないのです。
ヒンドゥー教では牛肉食が禁じられ、食べてよいのは悪魔の使いと
された水牛のみだとか。農業にコキ使われる痩せこた水牛を時々
見かけましたが、宗教が日本食にも影響しているのです。それにしても
もう少し煮込んで欲しかった....

ネパールでの日本食、天麩羅・蕎麦・スキ焼と食してきたのですが
天麩羅を除けばかなり怪しい出来栄えとなっています。確かに
日本人が指導して作り始めたものの、後はお任せとばかりに帰って
しまったのでしょう。しかし日本より遥か彼方の山岳の地で日本食を
食べたという経験は楽しい思い出になりましたね。

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