在りし日のネパール(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
山岳ハイキング  2015/3.05
本日は山岳ハイキングが予定されています。中高年ばかりの
ツアーですから、そんなにハードな歩きはないと思うのですが
実は私 腰痛持ち。不思議なことに坂道なら問題ない筈ですが、
さて最後まで歩き続ける事が出来るのでしょうか。少々不安....

ホテル屋上よりパノラマで
パノラマ撮影
昨日に引き続き、ヒマラヤのパノラマ写真です。前回と如何に
違うのかと怒られそうですが、若干撮影地が西に寄っています。
パノラマ写真は連続して左から右へ重なるように写すのですが
カメラが上下すると歪な画像になります。まあ水準器の付いた
三脚を使えば問題ないのですが、そんな物は持っていないので
手摺に押し付けての感覚頼りになっています。しかしその上下動に
影響されなかったマトモな部分だけを切り取ると、ほとんど残らずに
綺麗なワイド画面にならない恐れ。幸いに綺麗に残った方でしょう。

アンナプルナ連峰
雪煙 モーターグライダー 街並みの先に
昨日同様にホテルの屋上に上がり、ヒマラヤ撮影。私より熱心な
カメラマニアが約2名。三脚はもちろんその一人は中版カメラまで
持ってきています。私にもそんな時期があったと冷ややかに眺める
のですが、時代も変わり今やデジタル全盛で写し放題。極力軽装で
シャッターチャンスを逃さぬようにカメラを構え続ける事が最近の
私の撮影スタイルとなっています。
中央の画面にモーターグライダーが写っています。実はこれに
乗ってみたかったのですが、気流が完全に安定していないと本当に
危険な乗り物。ホテルカウンターにこの受付案内があったそうですが
度胸が有るような無いような。しかし少しだけでも乗ってみたいですね。

ホテル出発前の風景
ホテル車寄せ 吹き抜けの先にヒマラヤ 朝食バイキング
玄関前の車寄せにツアーの皆さんがバスを待ち受けています。
ネパールまで来ようかと言う人は旅慣れた人ばかりでしょうが、
もう直ぐ私もその「旅慣れた人」に仲間入りするのかも知れません。
ロビー吹き抜けのガラスの先にヒマラヤ、室内との明るさの加減で
よくわからないのが難点となっています。そしてついに朝食ビュッフェの
写真が登場です。ロールパンにナン、カレーと賑やかに盛り付けて
いるようです。そして珈琲にオレンジジュース、ヨーグルトまで揃えて
いますが、旅に出るとこれぐらいは軽く食べられるのですね。朝食が
最大と言わぬまでも旅の楽しみとなっているのは確かです。

ハイキング出発点のシャンザゲートへ
沿道の子供達 朝陽の中で 歓迎
ヒマラヤ山脈を如何に身近に見られるか、アチコチに展望台が
設けられているようです。そのひとつを目指してバスは山を
登っていきます。朝日を浴びたネパールの山岳風景、所々に建つ
これまた素朴としか言いようのない家屋が点在。それを見つけると
すかさずシャッター。それに現地の人が写り込んでいると最高に
楽しい気分にさせられます。

ラムコットまで片道3kmのハイキング開始
ハイキング開始 Vサインの少年 遥か先が目的地
街道沿いの集落がシャンザゲート。こちらでバスを降り脇道を
山に向かって歩くのが今回のハイキングなのです。集落の
子供たちと犬までもが歓迎の気持ちか、それともキャンデー
欲しさもあるのでしょう、途中まで一緒に歩いてくれます。もし
こちらを訪問の時はお菓子を携行する事がお勧めでしょうか。
さて右端の写真、半分以上歩いて広く見渡せる場所に出ると
あの右端の山頂まで歩くと聞いてガックリ。あんなに遠くまで....
最終旅行案内に片道3km約一時間半のハイキング、キッカリ
時間通りの行程となっています。それだけこちらを訪問する
出発便が多く、所要時間が読めるということでしょう。

ハイキング道中の風景
休憩場所 傍らをバスが通過 水牛
洗濯物の風景 マチュピチュレの山並み 運搬中
道中に大きな木が一本、その足元に岩が囲うように2段に築かれて
います。大きな荷物を背負う旅人が腰掛けて背中の荷物を預ける
ようになっています。私も試したのですが、ヒンヤリした岩が太股を
刺激してまた歩けるようになるのですね。一番厳しい坂をフ〜フ〜
言いながら登っている時に満載のバスが傍らを通り抜けて行きます。
何だバスが通っているんだ....ガックリ。まあネパールの山を足で
登るというのも貴重な体験。バスでは10分も掛からない距離でしょうか。

ラムコット到着、子供たちの歓迎
家族 集合 兄弟
終着点 仲良し 額の朱
山頂にようやく辿り着きました。ところがこちらで子供達の歓迎を
受けたのは嬉しい限り。石垣で休んでいると、子供達の方から
寄ってくるのです。旅立ち前から思っていたネパールの子供の
写真が写し放題。本当に素朴な子供達ばかりで、学校はどうして
いるのかと聞くと、向かいの山の中腹に建つ建物を指差します。
何処の国も教育は大切です。シミジミ

こちらで地面に店を広げて土産物を売っている青年に出会います。
ナカナカの好青年で、聞くとチベット難民だそうな。私この言葉に弱く
同情を覚えて買ってあげる事にしました。縁を棒でクルクルなぞると
共鳴し始めるお輪、ハスの花を象った金属製の蝋燭立て。いずれも
千円、日本円が通用したのですが、おそらく高買いしたのでしょうね。
後からこの青年が追いかけて来てタルチョなる経を書いた小さな旗を
手渡してくれました。これはこれで気持ちのよい思い出となりました。

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