イタリア紀行(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
ベネチアからフィレンツェへ 2016/4.06
訪問先の印象が良ければ、お土産も増えるというものです。
白地に黒のキャプテン帽子にカンカン帽のような麦わら帽子。
同じくボーダー柄のヨットパーカー、いずれもVENEZIAと大きく
横書きされて、この格好で他所に行くと少々恥ずかしいのですが
これで畑でもしましょうか。そしてまた仮面祭りのミニチュア面が
ひとつ1ユーロ。これらは露店の土産物屋ばかりでの購入ですが
値切って買ったことが思い出になるのです。

昼食はイカ墨パスタ
昼食レストラン イカ墨パスタ チキンソテー
自由時間の後に集合して昼食となりました。船着き場に面する
レストランでしたが、ツアーも料理の内容を色々と考えてくれて
いるようです。個人旅行ならメニューを見てもチンプンカンプンで
注文できないのかも知れません。さて今回のメインはイカ墨パスタ
墨の匂いがするのかと思えば特に感じず、普通のパスタでした。
そしてオムレツ、チーズが入っているようなのですが特に印象なし。
もう少しソースに凝っても良さそうに思いますね。

ベネチアの人々
船頭1 船頭2 ベネチア土産
少女とハト 絵描き 後ろ姿
どうも遠慮がちの写真ばかりで恐縮です。海に暮らす中高年男性、
なかなか渋い表情です。そして船着き場に立ち並ぶ土産物屋に
絵描きさん。路地に佇む青年の後ろ姿。人物撮影というよりも
ベネチアの雰囲気を伝えるスナップのようですが、少なくとも
路地の幅は分かりますよね。子供の姿を写したかったものの
サンマルコ広場で鳩と遊ぶ少女の写真がタダ一枚。子供が少ない
というのもあるのですが、ネパールの人物撮影とは大違い、残念。

ベネチアを離れてフィレンツェへ
さらばベネチア 農村風景 石橋
薄曇りだった天気が帰りの船に乗る頃にヤッと晴れてきました。
船から見るカラフルな建物群そして海の色が映えています。
一通りベネチアの街を散策した後に、この色で仕上げが出来た
のは幸いでした。
トロンケットに再び戻り、バスはフェレンツェまでの250km移動と
なります。イタリアは高速道路が張り巡らされ、料金収受装置ETC
の設置が日本より早かったそうです。バスに乗り続けるのは
全く苦にならず沿線風景を眺め、時にはシャッター。ヨーロッパの
何処を見ても緑が綺麗と感じますね。夕刻、ようやくフィレンツェの
街に入ってきました。大きな川に架かるアーチの石橋を走るバス。
夕日が背景だったら本当に綺麗でしょうね。

夕食はアマトリチャーナ?
アーチ天井 アマトリチャーナ カボチャの煮込み
アマトリチャーナ、調べてみました。豚頬肉の塩漬けに羊乳のチーズ
そしてトマトを使ったパスタソースの事だそうです。まあ想像できる
ような味なのですがイタリアはチーズが美味しいのです。ここでもまた
ワインの大瓶注文ですが、本当にチーズとの相性が良く、これぞ
イタリアの味でしょうか。そしてカレー色の煮込みはカボチャの色で
格別の印象なし。しかしアーチの天井と清潔感溢れる白壁に包まれ
ての食事はお洒落な雰囲気となっています。

実は私、チーズ嫌いでして、おまけにワインはホトンド飲まず、いつも
ビールに焼酎。北海道を旅した時も六花亭のシュークリーム1個を
夫婦で分けて食した際に胃もたれ、別のところでチーズの試食しても
胃もたれと相性が良くなかったのです。ところがそんな事を言って
いては食べるものがなくなるほどチーズが出てくるのです。どうも
覚悟が出来ていたようで、全く問題なく美味しく食べられるのです。
どうやらイタリアのチーズが私に合っていたのかも知れません。

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