イタリア紀行(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
ミラノ市内観光からパドヴァへ 2016/4.05
午後3時過ぎにようやくミラノ到着。待ち時間を合わせると完全に
24時間を超える行程でヨーロッパの大地を踏むことが出来ました。
入国検査場の手前で添乗員さんの旗の元に集合となるのですが、
ナンと今回のツアー人数は総勢37人。自分達のことは棚に上げて、
世の中には好奇心旺盛そして暇な人が多いことを実感です。
問題なく入国審査を終え、待ち構えるガイドさんに誘われバスに
乗り込みます。高速道路のような片側2車線の広い道を抜け
バスはミラノの中心街に入って行きます。

ミラノ市内
路面電車 並木道 スフォルツェスコ城
ミラノの街、大きなビルはないものの如何にも歴史のありそうな
石造建築が立ち並んでいます。何処の地も車が溢れていると
感心しながらも、こちらには路面電車がこのように多数走って
いまして、これまた歴史のありそうな電車で懸命に写しています。
そして路肩にビッシリ駐車している風景、ヨーロッパには駐車場の
概念がないのでしょうか。そしてまた街路樹さえにも歴史を感じて
しまいます。大きな塔がスフォルツェスコ城、案内さえも無かった
のですが恐らく間違いないでしょう。車窓より....

スカラ座からガレリア
オペラの殿堂スカラ座 ガレリア入り口 ガレリア天井
バスから降ろされた所がスカラ広場。ロータリー中央にレオナルド
ダ・ビンチ像があり、その正面がオペラの殿堂スカラ座となります。
そのまま進むとガッレリア、アーチ形ガラス天井アーケード。規模の
大きな商店街のようなものですが、テナントで入っているのは有名
ブランドの店ばかり。見どころは中央十字路の頭上にあるフレスコ画
床の精緻なモザイク模様となっています。

ドゥオーモ広場
広場をパノラマで
中央のアーチのある建物が先のガッレリア。こちらの広場で
30分ほどの自由時間となったのですが、何もすることなし。
そこでこの広い広場をパノラマ撮影です。右端に建つのが
ドゥオーモ(教会)ですが一応ゴチックの先端まで写り込み
ホッとしている次第。こちらの教会は14世紀後半に着工、
正面の完成は19世紀初めナポレオンによるものだそうな。
精緻な装飾に覆われ由緒のある教会なのです。

気になる人々
モザイクタイル 衛兵 二人の世界
ガッレリアのモザイク模様の上でポーズを取っている女性。そして
むしろ可愛いとさえ思える帽子を被った警備兵となっています。
そして広場の石段に座り込む仲良しの二人を背後よりパチリ!

パドヴァのレストランへ
レストラン街角 ポーズ 車窓に夜景
スカラ広場に戻りバスに乗り込みます。本日のお泊りはパドヴァ。
明日のヴェネツィア観光に備えて、その近くに宿泊するのですが
パドヴァまでの距離が290kmもあり、着いた時には完全に夜になって
いました。レストランに向かうには少し歩くのですが、落ち着いた
街それも夜の雰囲気が好印象。何も言わぬショーウインドウの
彼女を激写です。そして通りとバスの窓に写り込んだ照明が賑やか
でしたので掲載しておきます。

夕食は魚料理
美人に遭遇 トマト味のスープ カジキのソテー
イタリア到着初めてのレストランとなります。野菜スープに魚のソテー。
これにデザートの小さなケーキが付くのですが、是非注文したいのが
ワイン。グラスワインにハーフボトルそしてボトルから選べるのですが
目の前にボトルが一本立っています。夫婦で一本は飲み過ぎと思われ
るでしょうが助っ人がいるのです。関西空港のH交通社のカウンターで
我が夫婦の後ろに並んだT氏、ツアーひとり参加の方ですが、タバコと
アルコールそして旅に対する考え方が全く同じ。私も一人参加の旅を
繰り返していましたので独り身の気持ちが良く分かるのです。少しでも
賑やかな旅にしようと行動を共にする事が多くなりそうですが、そこで
大瓶のワイン注文となるのです。一本二千円前後で決して安くないの
ですが、3人で割れば許せる値段でしょうか。料理自体はフランス料理に
比べて家庭料理かと思えるほど素朴な味。しかしこれがまたワインに
合うのは確かです。普段ワインは飲まないのですが、イタリアに来た
からにはワイン好きになって帰りましょう。

さすがにイタリアの女性は美人、いきなりのシャッターで驚いていた
ようですが、お陰で料理と共に記念の写真となりました。ローマ帝国の
末裔、皆さん彫りが深く男女ともに美形の方が多いのです。対岸の
チュニジアでもローマ帝国に侵略されてイタリア同様に彫りの深い人々
が多かったのが思い出されます。しかし東南アジアと違い、人物撮影に
少々遠慮があるのは間違いなし。

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