イタリア紀行(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
ドバイ経由でミラノへ 2016/4.04
35年前のこの日、若い二人が結婚式を挙げ新婚旅行でヨーロッパに
向けて旅立った思い出深い記念日なのです。それが無事二人とも
還暦を過ぎ、キャリアウーマンだった嫁さんも3月末に定年退職。
これまでにも夫婦で海外旅行を繰り返しているものの、これを機会に
新婚旅行の焼き直しをしようと決意です。前回の旅はイタリアから
スイス・フランスと国を巡ったものの、イタリアはローマ・ナポリそして
ポンペイのみ訪問の駆け足の旅だったのです。そこで今回はイタリア
に絞り、主だった都市を10日間で巡ろうとしています。23万円弱の旅、
物価上昇を考えれば新婚旅行の時の金額よりかなり割安なのですが、
あの時は新婦を前に相当無理していたようです。

桜を横目に関西空港へ
とらまる運動公園 室津PA 関空到着
夜中の離陸ですから、関空行きの高速バス乗車は午後3時。
余裕を見過ぎたようでバス停に早く着きましたので、近くの
トラマル運動公園の桜見学です。水溜りに写る桜を写し込む
のですが、なかなか思い通りには写らないようです。そして
高速バス休憩地、淡路島室津パーキングエリアからの山桜。
こんな時にも花見を目論んでいるのですが、天気が今ひとつ。
通い慣れた関空までのバス旅、長い飛行時間が待ち受けて
いるので3時間弱が短く感じます。関西空港が見えて来ました。

ドバイまで10時間の飛行
エミレーツEK0317 機内食一回目 機内食二回目
エミレーツ航空EK0317便、3度目の利用となります。チュニジア
モロッコと一人でツアーに参加していたのですが、ウ〜ンまたかと
言う気分。夜中の11時30分離陸で関空での時間を潰すのに困る
のですが今回は傍らに嫁さん。一人で待ち続けるのとは大違い。
和食の今生の別れとばかりに天ぷら定食、これがまた実に美味い。
そして帽子のお買い上げ。ユニクロに思うものが無かったので
百円均一の店でひとつ。ところが別の店でお目当ての帽子発見、
それがナンと4千2百円也だったのですが、エイヤッとばかりに
買ってしまいました。実は私、帽子大好き人間なのです。
ドバイまでの長い飛行時間、楽しみは機内食と缶ビールそして映画
鑑賞くらいでしょうか。ところがエミレーツとしては古い機体でモニター
のタッチパネルの反応が悪いのにはガッカリ。ブツブツ言いながらも
余りに長い飛行時間で寝てしまったようです。

5時間余りのドバイ滞在
連絡通路 黒装束 免税店
4時間余りのドバイでの乗り継ぎの筈が1時間以上長くなりました。
そのために航空会社よりミールクーポンが配られたのです。
3か所くらいのカフェから選べるのですが、それを探してウロウロ。
ようやく探し当て、券を差し出すと菓子パンとコーヒーのセットが
出てきました。なるほどアラブの方々は甘いもの好きと納得です。
イスラムではアルコールが禁止されていますから必然的に甘味
嗜好となるようです。それよりもドバイ空港には喫煙室がないものと
諦めていたのが喫煙室出現、それも数か所存在したのには大喜び、
そして驚き。これで長い滞在時間も問題なく過ごせたのですが、
意外と多く女性が喫煙室を利用していましたね。

最新機体A380でミラノへ
A380 最新の機内 一回だけの機内食
これがウワサの?A380、エアバス社の最新鋭機体ですが、2階が
ファーストクラスになっているようです。搭乗すると中央部分に階段、
そして操縦室のドアが解放され計器だらけの操縦席を覗き込む事が
出来たのにカメラを出していなかったのです。残念なことをしました。
7時間近くのミラノまでの飛行が実に快適。新しい内装の上にモニター
もタッチパネルが一回り大きくサクサク応答します。そして騒音も小さく
なっているようで日本からの便も最新にして欲しいものです。

何度もドバイ空港を経由する旅をしているのですが、地中海沿岸の国を
訪ねるのが大好き。穏やかな気候と共に歴史ある石造の建物に魅か
れるのです。先にはチュニジア・モロッコそしてドバイと訪問しているの
ですが、いずれもイスラム圏の異文化を満喫。残念ながらテロの影響で
ツアーコースから外れるか、少なくなっているのですが心に残る旅だった
のは間違いなし。そこで今回は対岸のイタリアとなったのですが、中東の
上空を飛びますので心配はミサイルによる撃墜の恐れあり?そんな心配
ばかりしていては何処へも行けませんので運に任せてイタリアの歴史と
料理を最大限に楽しむ予定となっています。さて如何なる事やら....

NEXT  TOP 銀塩写真館TOPへ