インド世界遺産紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
ジャイプールへ  2013/12.17
思いがけず霧に包まれた城跡訪問で満足感一杯、霧もマタヨシ。
何も見えなかったと文句を言う人もいたのですが、私としては
幻想的な風景に出会えて、これはもう幸運だったと思いましょう。

トイレ休憩中
物売りたち 菜の花畑 花の彩り
物売りがシツコク付きまとい、逃げ込むようにバスに乗り込む
のです。さて何を売っていたのでしょうか。というのも目を合わし
たり、売り物を覗き込んだりしたら絶対に離れないのです。そこで
アラヌ方向を見ているのに限りまして、さて何を売っていたのやら?
こちらでは菜の花畑が広がっています。菜種を絞って燃料にする
そうですが、一面の黄色の畑が記憶に残ります。そしてトイレ休憩の
時に時間を持て余しての花撮影ですが、ページの彩りにはなりそう。

出会いの風景
幌 ラクダの荷車 ヒゲとターバン
ジャイプールに近づくにつれ、道路が賑やかになってきました。
すれ違うバスの皆さんに手を振りながらシャッター。これも
旅の楽しみとなっています。砂漠に近い風景でして、ラクダが
荷車を引く光景も頻繁に見られました。
ヒゲを生やしたターバンのオジさん、昼食レストランのドアマン
なのですが、同じヒゲを生やした人間と見たのか、自慢そうに
ヒゲを解いて見せてくれました。ヘソまである長いヒゲ、末端を
耳にクルクル巻いて収めているのです。ヘ〜

風の宮殿からシティパレス
風の宮殿 インド更紗 撮影中
こちらが風の宮殿、夫以外には顔を見せてはいけない宮廷の
女性達がヒマを持て余し、窓から通りを見下ろしていたそうな。
風の通りを良くするための窓が沢山ある薄っぺらい建物です。
ところがこの通りを横断するのが大変。ホーチミンで通りを渡る
のと同様に横に並び一定の速度で歩くのがコツなのですが、
バイクより車が多いために想像以上に度胸が必要です。

そのまま王宮の敷地に入ると広場に各種の日時計が並んでいます。
まったく興味がないので木陰で休憩となりました。どうやら腰痛が
発症し始めたようで、歩く気分喪失となっています。
にも拘らず王様のコレクションを展示した部屋を引き回されるのです。
皆さんが気の毒がってくれますが、これはいつもの事。どうも平坦な
道を歩き続けると三日目くらいから腰が痛くなるようです。
少し立ち止まっては腰を伸ばし、また歩き始める。この繰り返し。

中庭では結婚式の準備中、テーブルや調理器具が運び込まれて
いました。結婚式に貸し出して王宮の維持費を捻出している模様。
各地にそれぞれ王様が居て、日本で言えば藩主のようなものですか。

子供達
イスラムの子 座る子 食事中
王様の衣装や装飾品のコレクションには興味がないので
子供に出会ったら即シャッター。これぞ私のコレクション?

アンベール城への道のり
水の宮殿 麓の兵舎 ジープで城へ
アンベール城とはジャイプールに遷都される前の首都だった
所だそうです。途中大きな湖の中央に宮殿が建っています。
ガイドさんから案内が無かったので、水の宮殿とでも名付け
ましょうか。山の頂上に目指すお城がありまして、我々は
ジープに乗り換えるのです。ジープの荷台に乗ったのは初めての
経験、硬い乗り心地ながら歩いて登ることを思えば極楽ですね。
資金的時間的余裕のある人は象の背中に乗ってノンビリ登って
いるようです。

アンベール城にて
広場 像で散策 砂絵
泣き顔 サングラス モザイクの小窓
広い中庭を抜けて階段を登り、細かく分かれた部屋の探訪です。
部屋を出てはテラスを横切り次の部屋を覗く、これの連続。
石文化を見せ付けられるのですが、建物より人物そして子供達を
狙っています。右上の女性はどうも砂絵を描いているようですが、
衣装の彩が面白いですね。
これにて本日の観光は終わりと思いきや、市内に戻ってきて
宝石とパティックの店に連れ込まれます。パティックとは布地に
スタンプを押すように染付けしたものですが、インドでも作られて
いるようです。インドネシアでも見学していたのを覚えていまして
30cm角くらいの版木を確実に押し続けるのは見応えあり?
店の中ではいつもの如く、関心のない振りをするのに必死、
開放されてバスに乗り込むまではヒタスラ大人しくするばかり
となっています。

ジャイプール夜の喧騒
夜の宮殿 繁華街 イスラム礼拝堂
風の宮殿前の通りがジャイプールの繁華街。街灯が少ない中、
店の明かりに引き寄せられるようにして人が犇いていたのが
印象的でした。私自身も一昔前までは父に連れられ、夜の商店街を
歩くのが楽しみだったことを思い出します。あの頃は地方の商店街も
このように元気だったのですね。ショッピングセンターの隆盛が原因か?
それはさて置き、本日も次々と世界遺産訪問で疲れ果てまして
ようやく今宵のホテルに辿り着いたのです。

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