インド世界遺産紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
アグラ城からタージマハルへ  2013/12.16
実はアグラ城もタージマハルも予備知識がまったくなし。
旅立ち前に図書館でガイド本を読もうとしたものの、
どうも世界を放浪しているバックパッカーの方が書いている
ようで、普通のツアー客には全く馴染めず。最初の数ページを
眺めただけで本を閉じてしまいました。
ということでお恥ずかしながらインドの世界遺産とはホトンド
知らないのですが、まあ先入観なしでの出会いもマタヨシ。
これから次々出会う世界遺産にワクワクしているのです。

アゴラ到着
タラップ 飛行機に乗るのが大好きながら
10時間を越えて乗り続けるのは
避けたいのが本音。離陸着陸の
時の緊張感が好きで、今回の
ツアーは3回も国内線に乗れる
とかで選んでいるのです。
ローカル空港はいずこもタラップを使っていまして、飛行機に
乗った気分が高まるようです。後は預けたスーツケースが
無事に着いて来ることだけが心配なのですが、今回も支障なく
スーツケースにご対面。空港を出て再びバスに乗り込み、
アグラ観光の始まりです。

街角
三輪タクシーの列 荷台 人・ヒト
ガイドさん曰く、ベナレスに比べてイカガデスカ?なるほど
整然とは言わぬまでも、少しは落ち着いているようです。
というのもベナレスが酷すぎたのですね。クラクションが
鳴り続けることもなく、穏やかな街となっているようです。

ターリー料理
カレーフルコース 本格的なカレーに出会いました。
このお盆の中が一人前でして
そんなに味の違いは感じないながら
各種のカレーが楽しめるのです。
細長いお米にナン、ヨーグルトまで
揃えられ、これぞカレーのフルコース。
当初からインドのカレーは辛いものと思い込んでいたのが
大外れ。確かに香辛料は効いているものの、辛さにおいては
タイ料理や四川料理には及ぶべくもなし。インド料理も南に
行けば辛くなるのかも知れませんが、カレーとは黄色い香辛料
入りの野菜の煮込みと思っても良さそうです。さすがにナンも
美味しくて、希望すれば追加を持ってきてくれます。

アグラ城
入場門 外堀 列柱
時の権力者が力を見せ付けるために築いたお城。なるほど
世界遺産に登録されるだけに その大きさに驚かされます。
インド砂岩を積み上げた城壁、あまりに巨大で一枚の写真に
収めるのは不可能な状態です。これが重機械のない時代に
築かれたかと思えば感慨深いものがありますね。

子供達との出会い
カケッコ 少女 ガォ!
壮大な建物に感心しながらも、近くに子供が居れば興味は
そちらに移ります。走ってくる兄妹にタタズム少女、カメラの
前でポーズを決めてくれる少年。世界遺産に出会うことよりも
実は子供を写しているほうが楽しいのです。

霞むタージマハル
入場門 霞むタージマハル ブーゲンビリア
姉妹 ヨチヨチ歩き 夕陽
お次は数キロと離れていないタージマハル訪問となります。
ところが旅立ち前に見ていたのはイズレも青空を背景に建つ白亜の
建物だったのが、霞んだ空を背景ではスッキリしないのです。
若くして亡くなった妻のために皇帝が立てた総大理石の霊廟。
完全な観光地となっていて、観光客でごった返していますが
ガイドさんと管理側に話が出来ていまして、長い列の先頭に
割り込ませてくれました。おかげで短時間で内部の見学を
出来まして、これにはご機嫌、そのまま並んでいると、完全に
日が暮れそうです。広場を歩いていると男性から声を掛けられます。
どうやら日本人それもヒゲを生やしたオヤジが珍しいのか、その
息子さんと一緒の写真を写させてくれとの事。喜んで応じたものの、
その代わりにその娘さんを写させてもらいました。また私のカメラが
珍しいのか私の後ろに青年がズラッと並んで覗き込んでいたのには
ビックリ。さてインド青年相手にカメラ談義でも始めるかと思えば
ソソクサと去って行ってしまいました。少々残念

世界遺産を見るたびに思うのですが、その当時いかに権力が
集中していたのかを思い知らせれます。その権力を内外に示すべく
異様なほどの巨大建物を建てていたのですね。庶民の末端にまで
労働を強要するかわりに施しを与えていたのでしょう。巨大な城や
お墓を眺めながらシミジミ....

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