在りし日のネパール(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
香港経由でカトマンズへ 2015/3.02-03
インドを旅した時のゴミゴミ感は半端でないものを感じました。
道路をバスが進むとバイクに車がクラクションは鳴らし放題で、
信号の類はホドンド無く前へ前へと進むのです。道端には
人はもちろん牛に犬が入り乱れる風景。これには呆れ果てた
のですが、そのガンジス川の沐浴で知られるベナレスで興味
深いものを見ていたのです。お寺の中がインド全体の地形を
大きな立体地図で表現していました。それがまたネパール辺り
からヒマラヤ山脈に向けて急激に盛り上がっているのです。
これはインドとはまた違った風景に出会えるはず。実際に
訪問して一度見ておかねばと決心です。

7日間の旅行代金が17万円余りながら、燃油サーチャージが
3万5千円に一人部屋追加料金が3万円。これにビザ申請料が
一万円弱と20万円を軽く超える費用が必要ですが、元気な内に
見ておこうという重大な決意でツアーに参加です。実はこれに
ヒマラヤ遊覧飛行なるオプショナルツアー2万7千円也も申し込んで
かなりの支出となっていますが、果たしてヒマラヤを間近に見る
ことが出来るのでしょうか。

香港までの飛行
キャセイパシフィック香港行き 傷だらけの窓 機内食
午前10時発、キャセイパシフィック航空CX-0503便。約4時間半の
飛行、この飛行時間なら大人しく座り続ける許容範囲でしょうか。
飲み物に機内食のサービス、そして映画の一本も見ていると
瞬く間に着いてしまう時間となっています。ところが機外の写真を
拡大してみると、窓がナンと傷だらけ。空の色が綺麗に出ている
だけに残念な結果となりました。

香港ドラゴン航空に乗り換えカトマンズへ
香港到着 香港ドラゴン航空に乗り換え カトマンズ到着
香港のビル群を写すつもりが、この通りのドンヨリとした曇り空で
断念です。おまけに香港での乗り継ぎ時間が異常に長くて5時間。
飛行時間より長い時間で、旅の始まりでは免税店を覗く気も無く
ひたすら座り続けていたのです。ようやく4時間後に福岡からの
添乗員さんにご対面。このツアーは福岡・関空・中部セントレア
空港からの合同プランとなっています。まあ海外旅行それも
一般的ではない地を訪問するためには寄せ集めになるのは
仕方が無いとしても根性と忍耐力が必要なのは間違いなし。
ようやく香港ドラゴン航空に搭乗開始となりました。少しは
機体が新しいようですが、香港の夕方からの飛行では機外は
真っ暗で全く見るべきものなし。約6時間の飛行でカトマンズ到着、
男性現地ガイドさんと無事落ち合いました。到着便以外には
旅行客も見当たらずで、侘しい真夜中の空港をバスまでスーツ
ケースを転がすツアー総勢26名の面々となっています。

真夜中のホテルエベレスト
クローク ホール 客室
ネパールはインフラ整備が遅れていて、水力発電が主体で
11月から5月は乾季になり停電も多いのだとか。そのためか
町全体が暗く、一応カメラを構えていたものの全くシャッターが
切れず、いきなりホテル内部の写真になりました。赤茶色の
木の装飾がこれぞネパールでしょうか。ようやくホテルの部屋に
辿り着き、浴槽にお湯を貯めようとすると、何やら色の付いた
お湯で池の水のようなもの。おまけに最初こそ熱かったお湯が
徐々に水に変わってきました。まあそんな所に好き好んでやって
来たのですから諦めましょう....

エベレスト遊覧飛行に挑戦 雨
雨・ホテル前 交差点 国内線空港改築中
本日はエベレスト遊覧飛行の一回目挑戦の日となっています。
ところが残念なことに雨降り模様。これでは飛んでも何も見えない
のは間違いなし。ツアーでは中止に備えてもう一度挑戦する機会が
用意されていますので搭乗演習とばかりに、早朝6:30より国内線
空港に出向きます。空港が改築中で雑然とした工事現場を抜けて
搭乗ロビーに入ろうとすると異様に厳重な手荷物検査と全身チェック。
搭乗者以外はロビーに入れないので、ガイドさんが事前に要領を
教えてくれるのですが、これぞ演習と書いた理由。ようやくチケットを
入手し待ち続けること2時間あまり。案の定ボードにキャンセルの
表示が出て本日の挑戦は終わりとなりました。ガッカリ

ホテルに戻り朝食、バクタプル観光に再出発
客室の窓より 見送り 渋滞
ところがホテルに向かうにつれ雨が止んできます。これはもう
遊覧飛行は危ないから乗るなとの神の思し召しでしょうか。
ホテルに帰り着き遅い朝食となったのですが、落胆からか朝食の
写真を撮り損ねています。これはビュッフェ形式でゴージャスさこそ
ないものの普通のバイキング。カレーにナンそして白米が並んで
いたのは確かとなっています。
午後まで窓から外を眺めて過ごし、ようやくバクタプル観光に
向けて出発です。愛想のよいドアマン氏に見送られてバスに
乗り込んだものの、早くも渋滞に巻き込まれました。こちらでは
バイクも多いながら、それ以上に車が多いことを実感です。

手元には不要になったチケットが残っているのですが、遊覧
飛行は小型ジェット機使用で、4列シートの窓側だけの利用。
小さなセスナ機に乗るとばかりに思っていたのですが、まあ
乗れなかったのですから、どちらでも関係ないですね。
圧巻のヒマラヤ山脈の写真から始まる予定が全く地味な
ページになってしまいましたが、次回は世界遺産バクタプル。
歴史的建物はもちろん、現地の人々子供たちの写真が満載
となる予定ですのでお楽しみに....?
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