ドバイ・モロッコ紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
雪山を越えてマラケッシュへ  2013/3.05
帰りの山越えは別ルートとなり、行きの風景とはまったく違い
楽しませてもらいました。高度の変化と共に変わる風景、
そして時々出会う人々を写すだけでひとり喜んでしまいます。

沿道の風景
集落通過 薪運び サボテン
数少ない集落に出会うと、面白い風景はないかと必死になって
写しています。こんな賑やかな?集落はこちらだけだったようですが
ほとんどは人家も見えない山だらけの道路。ところが時々草を
山積みにして歩く人に出会うのです。おそらく燃料とか羊の餌に
するのでしょうが、オイルに潤うドバイとは大違いな生活なのです。
サボテンも頻繁に見られるのですが、これも羊の餌になるそうな。
思うに人間とは、欲を抑えるか欲を知らなければ荒地でも生きて
いけるのでしょうね。

アルガンオイル店で美人に遭遇
作業中 カワイイ.... イスラム美人
トイレ休憩に立ち寄ったアルガンオイルの店。この前に実は
バラの香水をお土産用に買っていたもので、購入意欲なし。
ところが通路のような玄関に彼女達がアルガンの実を剥いて
いたのです。これは写しておかねばとバスにカメラを取りに
戻ったのです。中でも中央の女性がタドタドしいながらも日本語を
しゃべり、こちらが腰が痛い仕草をすると、隣に座れとさえ言って
くれたのです。可愛いねというと、オジサンもカワイイね....だと。
気を良くして写し続けていると、元締めらしき中年女性が皿を指差し
チップを置いて行け!にはガックリ。ちなみにモロッコ特産のアルガン
オイル、アンチエージングに効くそうですが、かなりお高いようです。

雪山からマラケシュへ
海抜2200m 下校中 平地に到着
この道の最高地点は2,200mのティシュカ峠、その看板を前に
皆さん記念撮影です。広い道ながら険しい山道で、おまけに
暗い中では雪を眺めてもそんなに楽しくないのですね。
この峠を越えると、後は下り坂のみ。果たして何処まで帰る
のかと心配するような地で子供達の下校風景です。
ついにマラケシュの街に下りてきました。遠くに雪を抱いた
アトラス山脈、あの高い山を越えてきたのですね。ウ~ン
感慨深く眺めるのですが、山脈の西側はこの通り晴れ渡り
穏やかな景色となっています。

スーペリアーホテル
吹き抜けのロビー 広い客室 バルコニーより通りを望む
明るいうちにホテルに到着。ツアーも上手くしたもので、旅の
終わりにはスーペリークラスのホテルが用意されています。
それも2連泊。夜のファンタジアショーには時間があり、広い
ツインベッドの上で伸びています。新市街に位置するホテル、
階下から車の騒音と共に馬車のカッカッという音を聞きながら
ウイスキー。テラス窓を開け放ち、大西洋の風を感じながら
ご機嫌な時間を過ごしたのです。この開放感を味わったことが
今回の旅での最高の成果でしょうか。

魅惑のファンタジアショー?
暴れ馬 空砲 遠くにベリーダンス
夜にはバスに乗り込み、ファンタジアショーなるものを見学です。
民族衣装を着けた集団の行進に始まり、見どころは空砲を撃ち
ながら走り回る騎馬隊。ところが空砲の音の大きさにビックリ。
カメラが踊ってしまいブレ写真ばかり。暗い上に遠く残念な結果と
なりました。ベリーダンスもあったのですが、これがまた遠くて
写真にならず....寒い中、健闘むなしくスゴスゴと引き上げです。

踊り子の皆さん
踊り子1 踊り子2 踊り子3
このショーにはワンドリンクのサービスがあります。飲んでいると
次々と色んな民族衣装を着け、楽器を持った皆さんが巡って
来るのです。ドンガラドンガラと賑やかな(ウルサイ)集団ですが
耳元で雄叫びのような声を出された時は本当にマイッタ。鼓膜が
破れそうになりました。これも記憶の一つになるのでしょうが、
人数が多い割に、気に入ったのは中央の女性だけでしたね。

砂漠の街から雪山を越えて、穏やかなマラケシュの街までと
変化に富んだ一日となりました。おまけに美人にも遭遇と
モロッコの旅はこの一日に尽きるのかも知れませんね。
翌日はマラケシュの市内観光、そして大道芸の集まる有名な
広場訪問となります。
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