ドバイ・モロッコ紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
要塞都市アイト・ベン・ハッドウ  2013/3.05
ワルザザートの街、比較的大きなカスバを中心に開けた
都市のようです。丘の上に広がる街、日本のお城を中心に
栄えるのと同じようなものでしょうか。

ワルザザードのホテルにて
狭い客室 正面ゲート 隣のカスバ
ピンク色の可愛いベッドカバー、そしてこちらで初めて液晶
テレビを見かけました。ところが高いところに設置されて
昔の街頭テレビを見ている気分。ホテル自体は昔のカスバの
形式を踏襲しているのか、門の板戸をクグルと広い庭に
なっているのです。このホテルの隣が大きなカスバ。朝一番に
バスが走り出したかと思えば そのカスバの駐車場に入り
皆さん記念撮影。一応パノラマに写したものの、歪みがきつくて
掲載断念。それぐらい大きなカスバでした。

アトラスコーポレーションスタジオ
スタジオゲート 映画のセット ジェームスディーン
同じ市内に映画撮影スタジオがあります。確かにセットの
名残のようなものがあるのですが、見学するには料金が
必要。その料金所も朝早すぎたのか未だ開いていません。
塀の隙間から覗いたものの、料金を払ってまで見る価値が
あるのでしょうか。見るからに粗雑な作りのようです。取りあえず
ロビーに立っていたジェームスディーンの立像を写しておきます。

要塞都市アイト・ベン・ハッドウ (世界遺産)
要塞都市 頂上目指して 壁
こちらの街はさすがに世界遺産に登録されただけあり
見応えがありましたね。濁流に掛かる橋を渡って山の頂上を
目指すのですが、足の悪い人は見上げただけで断念するほどの
登り道。麓の土産物屋を覗きながらの山登り開始、頂上には
小さな倉庫のようなものがあるだけですが見晴らし抜群、砂漠の
風が吹き渡っています。ラッセルクロウ主演のグラディエーターの
撮影に使われた闘技場のセットの名残が足元に見られるのです。
この映画は本当によく出来た映画ですから、これを機会にもう
一度見たい気分。

暮らす人々
ブルーのドアー 染物 土産物屋
現地に暮らす人々を写し取るのが私の旅の第一の目的なの
ですが、今回の旅は出会いが少なく おまけに金銭要求で
完全に萎縮してしまったようです。そこで離れた所から
無理からに川端に暮らす人を写しています。

本格的なタジン鍋
昼食は駐車場近くのレストラン。定番の
タジン鍋となるのですが、こちらの鍋が
一番美味しかったようです。ジャガイモや
ナスが煮込まれていまして、実はこれを
参考にして我が家でも作ってみました。
オリーブ油に塩さえあれば、似たような味
完成です。
野菜タップリ
天候に恵まれ、この丘を登るのも楽しいものになりました。
当初、この山を見上げた時にはどうなるやらとタメ息を
ついたのですが、周囲を見渡しながら登っていると爽快感。
というのも、周りは広い荒野が広がり、遠くに山を望み
見たことがないほどの広い風景だったのです。
さてバスは再びアトラス山脈を越えてマラケシュを目指します。

 NEXT   ドバイ・モロッコTOPへ