ドバイ・モロッコ紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
サハラ砂漠探検  2013/3.04
朝の5時にホテル出発、ランドクルーザーに分乗して砂漠を
目指します。メモによると走行距離50km、メルズーガ砂漠と
書いてあります。暗い中、基地のような建物に到着そして
それぞれに懐中電灯を持って砂の世界に侵入です。
希望者は追加料金でラクダに乗って、その他の人は歩き。
私としては砂漠にラクダを写しこむことを頭に描いていたために
もちろん歩き部隊に参加です。

サハラの夜明け
暗い内から 夜明け スモールキャラバン
どこまで行っても砂の山の連続。砂に足がめり込み歩きにくい
のですが、先を行くラクダ部隊がドンドン奥に進むのです。
後から聞いたのですが、いつもより多く歩いていたそうな。
どうもラクダを曳く人がサービス精神旺盛だったようですが
どこまで行っても同じ風景、歩き部隊も疲れ果て、近くの山で
ご来光を待つことに決定。ところが砂山を登るのには困難を
極めます。左手はバックを押さえ右手には一眼レフカメラ。
カメラが砂に付くと壊れるのは間違いなし、砂にめり込むだけで
足の筋肉だけでは足を引き抜くのも無理の状態。情けないことに
ガイドもどきの現地の男に支えられる始末。海外に出掛けると
時々は体力の限界を知らされるようです。このガイドもどき、
頼んでもいないのに着いて来て最後には しつこく添乗員さんに
迫り、ついに何がしかの金銭を得たようです。世の中色んな商売が
あるものと感心。

サハラスナップ
徒歩部隊 ラクダ組 ホテル?
歩き部隊そしてラクダ部隊をそれぞれに写しておきます。
こんなにヘドヘド言うくらい歩くならラクダに乗っていたほうが
良かったですね。イヤ疲れた....歩きながら思ったのですが
砂漠とは地球の吹き溜まりのようなものか?吹き寄せられて
砂山が出来たように見えるのです。右端の掘っ立て小屋の
集まりは、砂漠の中で暮らしてみたい旅行者が泊まるホテルと
なっています。よほどの砂漠好きか冒険者?いずれにしても
物好きな人専用となっています。

砂漠のアート
枯れ草 模様 砂漠に花
はるばるモロッコまでやってきて、サハラ探訪。
何がしかの写真を残そうとするのですが本当に砂ばかり。
そこで枯れ草の残骸や砂漠に生きる植物を写しておきます。
少し風があり、自慢のアゴヒゲがビビビッと震えていたのが
印象に残るのですが、カメラのレンズフードを回すとジャリジャリ
音がするのです。直接砂の上にカメラを置かなかったのものの
やはりサハラの細かい砂が空中に舞っているようです。

戸惑いホテル
客室前 室内 プールそしてレストラン
呆気なく砂漠ツアーも完了です。宿泊のホテルで朝食となった
のですが、このホテルがまた曲者。全く同じ形状の宿泊棟が
4戸毎の小さなブロックに別れ、玄関ドアーの前まで行かねば
部屋番号が分からないのです。砂漠を訪問する人は冒険好きと
決めつけパズルのように構成しているのだそうです。前夜到着した
時も迷いながら、ようやく部屋に行き着いたものの、次の日明るく
なっても迷い続け、泣きたくなるほど部屋に行き着けない....
とても冒険心を楽しむ気分なし。

カスバ訪問
外壁 黒装束 登校風景
カスバとはその昔、ラクダの商隊の補給・休息基地としてアチコチに
築かれた砦のようなものです。ホテルの近くにそのカスバがあり
案内してくれました。土壁に小さな窓、残念ながら中までは見せて
くれなかったのですが、恐らく暗過ぎて写らなかったでしょうね。

カスバの子供達
中庭にて 帽子を持つ少女 リヤカー
通路を抜けるとそこは中庭。子供達が遊んでいましたので
喜んでカメラを向けたものの、やたら恥ずかしがって満足な
写真が写せない。取りあえず写っていたということで....
懐かしいリヤカーで遊ぶ子供達、ところが動きが早過ぎて
これ止まりとなっています。本当に残念。

バスまで帰ろうとすると、露地から砂を巻き込んだ突風に
出会います。今回旅したのは3月だったのですが、4月には
砂嵐が頻繁に起こるそうです。となるとモロッコ観光は3月
までが限界なのかも知れません。さてお次はモロッコの
グランドキャニオンと称されるトドラ渓谷に向かい、そして今夜
お泊りのワルザザートを目指します。

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