ドバイ・モロッコ紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
アトラス山脈を越えて  2013/3.03
モロッコ中央部には南北にアトラス山脈が横たわっています。
3000mを超える山並みでそれが北・中・南と分かれていまして
私たちはその切れ目を通って山越えをするのです。湿気を含んだ
大西洋の風がアトラス山脈に当たって雨を降らし、山を越えると
乾燥した風になって砂漠地帯となるのですね。ナルホド....

高原リゾート
一本道 スイスのような ピクニック
バスは山を登り始めました。真っ直ぐな道が続き、沿線には
リンゴやブドウの木が植えられ小川さえ見る事ができ、のどかな
風景となっています。中腹くらいにはスイスの街のような綺麗な
街がありました。こちらでトイレ休憩、ガイドさんがヤギの乳を
勧めるので、ものは試しと飲んでみたものの牛乳との違いは
はっきりしなかったようです。ちなみにガイドさんがヤギと言うのは
羊のことなのですね。目に付く動物は羊ばかりとなっています。
この日は日曜日でピクニックでしょうか、小川を前に食事の風景が
数多く見られます。

雪に遭遇
アトラス山脈 雪の名残 雪遊び
山を登り続けていると雪が見え始めました。所々にスキー場も
ありますが、本格的なコースは無いようで雪と戯れるという
場所でしょうか。そして時には乗馬トレッキング中の人々に
出会います。

砂漠近し
砂漠の様相 水タンク 砂漠の一本道
峠を乗り越える時はこの世の終わりかと思うほど、風が吹き荒れ
ていましたが、残念なことに辺りは岩だらけで風を表現する事は
不可能でした。ということで乗り越えて平地に出てきた風景
ばかりとなったのですが、ボチボチ砂漠の雰囲気が出てきた
ようですね。何も無いような所でも警察が頻繁に不審車を止めて
検問していました。

砂漠の基地エルフード到着
ダム 夜道 エルフードの大通り
左端の写真はダムだそうで、砂漠に暮らす人々の貴重な水源と
なっていまして、予想もしなかった水の風景に喜んで写しています。
街灯もない暗い道を突き進み、ついに今宵の宿のあるエルフードに
到着です。大きな町ではないものの、一応メインストリート風な大通り
に出会いましたので、暗いながらすかさずシャッターです。

沿道の人々
薪 老婆 お出かけ
ヒッチハイク1 ヒッチハイク2 ヒッチハイク3
時に小さな集落に出会うものの、辺りはマサに荒野の状態。
ところがどこから出てきたのかと不思議になる場所で人々に
出会います。ガイドさんによると、こちらではヒッチハイクをするのが
当たり前だそうな。さて家に帰るのか親戚の家に行くのかハタマタ
買出しでしょうか。

ヤギの乳が合わなかったのか、お腹の調子が悪くなってきました。
トイレ休憩で、チップまで払って個室に入ったもののイスラム特有の
フラットな便器。中央付近に径10cmほどの穴が開いているだけ。
そして手を洗うためか傍らに水道ホース。一応シャガンダものの
使う気が失せて、諦めてしまいました。どうも乳製品が私の体に
合わないようで、出来るだけ避けるのが懸命でしょうか。明日は
ついにサハラ砂漠とご対面。さてモロッコの砂漠は如何に....?

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