ドバイ・モロッコ紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
フェズ市内観光  2013/3.03
天気も上々、砂漠の荒涼とした光景が頭にあるもので
温暖な風景に出会い、肩透かし状態となっています。
モロッコの中央 南北に走るアトラス山脈が景色を分けて
いまして、大西洋からの偏西風が山脈に吹き付ける事で
空っ風になり、山脈の東側で砂漠化するのです。一つの
国の中でまったく違う風景になることが判明。予備知識なしで
訪問しているのが丸分かり、まあこれもまた良し。

フェズ宿泊ホテル ピカルバルトス(旧ロイヤルミラージュ)
ツインベッドルーム 客室前庭 中庭のプール
ユッタリとしたホテル客室、ツアー一人参加ですから追加料金
4万円。こんなにも広い部屋が必要ないのですが、誰にも遠慮
しなくていいので快適快適。部屋の前には庭が付いていまして
それを抜けると中庭、そこには大きなプールがありました。
しかしセッカクのリゾートホテルなのに、夕食と朝食に寝るだけ
とは如何にもモッタイナイ....

朝のメインストリート
国旗の並ぶ大通り モスク前にガイドさん 二人乗り
さて朝の8時よりフェズ観光の開始です。先ずはムーレイ・イドレス廟。
こちらにも本日国王が訪問だとかで、中央分離帯に国旗が並んで
います。モザイクタイルが貼られた廟の前を民族衣装を着たガイドさんに
歩いてもらったのですが、ここでハプニング。ツアーメンバーの一人が
警察官にカメラを向けたとかで尋問を受けたのです。遠く離れた所から
なのに嫌な気分にさせられます。ガイドさんから警官を写してはいけない
と先に説明を受けていたものの、どうもモロッコは観光客に厳しいようです。

フェズ遠望
全景 パラボラアンテナ 皮の染色工場
小高い丘にバスは登ります。そこからはフェスの街が一望できまして
青空とともに爽快感一杯。こちらが世界遺産の世界一の迷宮都市。
なるほど土壁で統一されながら、ゴチャゴチャした密集ぶりが実に
面白いのですね。このツアーもこの中に突入するのですが
迷子にならぬようガイドさんに付いていかねばなりません。実は
砂漠を歩くよりもこの街を歩くのが、今回の最大の目的なのです。
右端が皮の染色工場、異臭漂う中を革製品屋の屋上から写して
いるのですが、その匂い対策のためにミントの葉を鼻に詰めるように
言われたものの、私の美学に反するものでパス。革製品屋で一応
ハンドバッグの値段交渉したものの、全く折り合わなかったですね。

高台の陶器工場から
朝陽 絵付け タイル割り
迷宮の突入の前に、近所の陶器工場訪問です。トイレ休憩が
目的なのですが、こちらも興味深い風景でした。素焼きの皿に
絵付けをする人、そしてタイルを割り欠いて並べる人。ナルホド
こうしてモザイクタイルの絵模様が出来るのですね。しかし壷や
大きなタイル張りの洗面化粧台を買えと言われてもね....

バスは高台を下りて、迷宮脇の駐車場に納まります。イヨイヨ
迷宮に侵入となるのですが、見るからに複雑そうな町並みに
気が引き締まります。次回へ続きます。

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