「風の盆」北陸バスツアー(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください) | ||
金沢朝の散歩・スーパー林道から白川郷へ 2010/9.3 | ||
勝手知ったる金沢の町、バスの出発が8時50分だそうで7時に 始まるホテルのバイキング朝食を待ちかねて食し,散策の開始です。 その前にこのホテルの朝食はかなり豪華でしたね。胃の調子が 悪いと言っていたのは完全に忘れて驚くべき食欲。旅に出ると 普段の倍以上食べられるのは果たして私だけでしょうか。 和食洋食におかゆまで取り揃えており、本日の出だし好調好調。 実はフルーツに生のパイナップルが供されていたのはバンコクの シエラトン以来でして、本人イタク感激なのです。 |
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片道30分と決め込んで長町の武家屋敷跡辺りを歩き回ります。 再開発もされ、石畳に整備され綺麗になり過ぎたようですが この川の流れが金沢を感じさせるのです。この流れをブラシながら 撮影した写真が多数、やはり通学の子供を入れたほうが面白い ようですね。その昔、この辺りに同級生が下宿していたのですが 隣接の香林坊は繁華街でして、ウラブレタ映画館やパチンコ屋が 軒を並べていたのです。こちらで新聞屋が配るタダ券で映画を見たり パチンコ屋に良く出入りしていましたね。 アノ頃見た映画は「ジョーズ」「砂の器」「燃えよドラゴン」イヤ懐かしい。 まさに青春時代を過ごした場所、今流行りの昭和レトロ感に溢れる 町並みだったのですが、その面影もホトンドなくなり残念。 レンタサイクルの社会実験をしているとかの同年輩の人に自転車を 勧められるのですが、さすがに時間がなくてお断り。昨夜は 風の盆を見てきたと言うと、あれは夜中の12時頃が良いのだとか ナルホド.... |
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街歩きは大好きですね。短時間とはいえ馴染みのある街なので 迷いようがなし。ところが金沢の街は城下町ですから下手に脇道に 入ると行き止まりになったり、T字路になるのでここは素直に本通です。 こちらを訪れる度に木造の商家が少なくなっているようです。 私が居た頃に犀川大橋の袂のレンガ造りの銀行が壊されてしまい 商業ビルに立て替えられたのですが、そのビルも古びているようで 時の流れを実感。それだけ私も永く生きてきたと言う事か。 左端の写真、何やら判明しないようですが香林坊の交差点にベンチ その向かいのショールームのガラスで自分撮りなのです。 灰皿がありましたので一服しながら金沢の思い出に浸っていると、 集合時間が近づいてきます。腰を上げた途端に雨がポツリポツリと 降り始めました。やはり北陸では「弁当忘れても傘忘れるな」ですか。 |
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昼食まではお買い物タイム。片山津温泉・あわら温泉辺りの 国道沿い海鮮市場に九谷焼のお店訪問となります。まあこれが バスツアーが安い理由なのですから少しはお付き合いをしましょうか。 せっかくの北陸ですから私もホタルイカの沖漬けにカレイやらイカの 干物購入です。割高なのは分かっているのですが、少しはフトコロを 緩めましょう。ツアーの皆さんが次々とお菓子類を買い込むのには驚き。 煎餅や饅頭は何処に行っても似たようなものと思い込んでいる私。 と言いながら、もう少しで人間国宝作なる九谷焼の40万円也に手が 出そうになる自分が怖い。我が家にもお宝をと一瞬迷ったのですが 旅行と写真にお金を使おうと再決心です、イヤ本当に。 この古くからある温泉街とその国道沿いの土産物店は高速道路の 普及によって寂れ、バスツアーを誘致するのに必死の模様。 もはや色仕掛けの温泉街も社員旅行激減で今はもう流行らないか。 その昔、民放2局しかない金沢での夜のテレビCMがこちらの温泉の 宣伝ばかりでしたね。どうも金沢を訪れると古い話ばかりになるようで ご容赦。 ゴマうどんなる昼食を終え、いよいよ白山スーパー林道に入ります。 林道とは名ばかりで、曲がりくねった山岳高速道路のようなものか。 信号もなく大型バスが行き違える充分な広さ。ショボショボの滝が 数箇所見られるだけで、特に記するものなし。雪の残った春時期と 紅葉の季節が綺麗だそうですが、何よりも大型バスの通行料金が 21,000円だそうで、これにはツアーの皆さん口を揃えて「ヘ〜」 |
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雨こそ降らぬものの怪しい雲行きの中。バス専用の駐車場に到着。 ここから揺れる長い吊橋を渡って白川郷の町並みに入って行くのです。 私、越中五箇山には3度ほど行った事がありまして合掌造りの里には 縁があるようです。国道がまだ細かった頃にバスを乗り継いで 合掌造りのユースホステルに泊まった経験。まだ観光客もほとんど 居なくてマサに秘境を絵に描いたような地だったのです。この経験を 子供たちに教えようとマイカーで訪問した時にはモハヤ道路も広くなり 完全に観光地化されていました。最近では撮影ツアーで雪の中の 合掌造りライトアップ。この時は合掌造りの民宿にも泊まりましたね。 という訳で建物内部を見る事もなく、集落の散策に徹した次第。 こちらも中国人の観光客が多いようで、観光意欲旺盛の模様。 |
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オヤ合掌造り大屋根の葺き替え作業中。これはこれはとグルグル 周って写すのですが、工務店による専門業者の葺き替えで写真にならず。 効率を追求するのもいいが、イベントにすれば見ごたえがある筈。 丸太足場に江戸時代の着物で人海戦術、絶対に客寄せ材料に なると思うのですがイカガでしょうか。 雲行きがドンドン悪くなってきました。雨がポツポツ、そんな中でも 何かないかと、スダレに朝顔の取り合わせに一枚。そして吊橋から 眼下の渓流をスローシャッターで写して置きます。揺れる吊橋ながら 結構止まって写っているようですね。広い川幅に綺麗な川の流れ 私にとっては合掌造りより この流れでしょうか。 |
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実は東海北陸自動車道があるとは知らなかったのです。北陸自動車道と 名神高速道路を縦に繋ぐ高速道路。狭い日本を網の目のように作れるだけ 作ってしまったようです。まあお陰で2泊必要なところが1泊だけで帰れる ようになりましたので、素直に感謝しておきましょう。片道600kmあまりを 運転手さん2人に添乗員さん、燃料費にホテル代に高速道路料金。 そして昼食に夕食弁当がそれぞれ1回含まれています。それに対して 今回の参加人数は32人、果たして旅行社の利益は如何に。ただシッカリ した美人の添乗員さんがバスガイドまでこなして感心したのですが、 契約添乗員だそうで少々納得。旅行社も他社との競争で人件費を 切り詰めて安く仕上げているのでしょう。実は阿波踊りが似合いそうな 細面の阿波美人で大変お世話になったのです。と言う事でツアー代金 以上に楽しんたのがお分かりですよね。これに気を良くして、これからも 東南アジアツアーに限らず国内バスツアーにも参加していきましょう。 さてお次は何処に.... |
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