インド世界遺産紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
フマユーン廟そして夜のデリー  2013/12.18
インド紀行も最後のページになりました。夜中の11時過ぎには
飛行機に乗り込み帰国となるのですが、ツアーはこれでもかと
デリーの遺跡見学が続きます。

フマユーン廟
記念撮影 アーチの塀 広大な景色
こちらも皇帝のお墓なのですが、タージマハルの原型ともなった
廟だそうです。ガイドさんもこちらを先に見るべきだと言って
いましたが、時代を経るごとに大きくそして高くなったのが判ります。
右端の建物は入り口手前にある王宮庭園の離れのような建物ですが
雰囲気があり、ジックリ見る時間が無かったのはマコトに残念。

アーチの風景
撮影中 駆け上がる 修復中
遺跡はさておき、少しでも人物が写っている写真を並べて
おきましょう。廟の中央階段を登ると広いテラスに出られまして
そこを駆け上がる少女。また修復中の遺跡、しかしこれほど
崩壊していると、完成時の様子を想像するのは難しいですね。

ニューデリー
大通り 満員のバス ガンジー廟
オールドデリーに対してニューデリー、首都の面目を保つよう
広い道路が整備されています。日本ほどには無いにしても
信号も各所に備えられていまして、渋滞の風景と満載のバス
大都市の当たり前の風景となっています。
最後の観光としてガンジーの記念碑、ラージ・ガードを訪問です。
亡骸は川に流されていて碑があるだけなのですが、綺麗に
整備された広い公園となっています。碑の部分が掘り下げられて
周囲を巡れるようになっているのですが、ピラミッドのように
高く積み上げて権力を見せつけない所がガンジーの墓らしさを
表現しているのでしょうか。ところがタダの広場に暗闇が迫り、
早くバスに戻りたい気分となっています。

大通りの風景
危険乗車 大荷物 インド門
この向こうには赤砂岩で出来たお城があります....、これまた
世界遺産だそうですが、暗過ぎて判明せず。ハナから立ち寄る予定が
ないのですから諦めましょう。それよりもついにバスにぶら下がる人
発見。そのためかバスがナナメに傾いでいるのが不気味です。
荷車を押す人発見?ボチボチこれも見飽きてきましたね。
アレに見えるはインド門。パキスタン戦争終結時に作られた凱旋門。
なるほど時代を経ると、これだけ高い門になるのです。ヘ〜

最後の晩餐は空港近くの中華料理店、小さなお店ながら、やはり
日本人には和食か中華ですね。カレー料理ばかりで完全に飽きて
いるからか、ナンチャッて風な中華料理ながら実に美味いのです。
料理を囲みながら馴染みになったツアーの皆さんとビールで乾杯!
和気藹々、ツアーに一人参加も楽しいものです。イヤ本当に

大阪湾の風景
一本の煙突 帰路でも同じように香港の税関職員の
お姉ちゃんが手荷物にシールをペタペタ
貼っていきます。旅を無事終えた疲れからか、
機内ではウツラウツラ。思えば最初に機体
故障で関空を離れるのに4時間以上掛かった
のですね。それを思えば楽々と日本到着。
フ〜自分自身にお疲れ様。
高速バスから大阪湾の煙突風景ですが、汚い風景は見飽きました。


旅の終わりに
今が私の人生の中でも海外ツアーに出掛けるピークでしょうか。
健康上の問題も無く、時間的にも余裕があり、資金的には?
まあお金に関しては有り過ぎるという事はありませんが、私の
いい加減な皮算用そして予定では何とかなる筈....

さて今回のインドツアー、燃油サーチャージに一人参加の追加
料金を加えると軽く20万円を超えるのですが、観光・全食付き、
そして国内線の飛行機を3回も乗りますので妥当な金額、むしろ
安いとさえ思えるのです。これで部分的とは言えインドという国を
知り、現地の人との出会い、そして食まで味わえたのですから
充分満足な旅でした。

また現地での小遣いはホトンド必要なし。ガイドさんに出会って
直ぐに封筒入りの5千円分のルビーと交換してくれるのです。
実は酔った勢いでホテルの売店でガンジーの木彫りを買って
しまったのが失敗。小さな像に3千円近く払ってしまったのです。
嫁さんに見せて呆れられたのですが、これもインドの記念品と
喜びましょう。この像の金額が大半を占めて後はビール代のみ
だったのですが、それぐらい買うものがないと言う事でしょう。

現金は完全に使い切ったものの、実は空港の免税店でヤケクソ
気味にカードでお買い物をしているのです。タバコ1カートンに
レトルトカレーの数々。これをお土産に渡しても誰も美味しかった
とは言わない素朴な味でしたが、本場のカレーを見事に再現。
これはこれで正解でしょう。そして何よりも良かったのが
香辛料のガラムマサラ。なるほど自家製カレーでも最後に振り
掛けると、インドで食したカレーに近づいて、長期間インドの
思い出に浸ることが出来るのです。
お土産の数々を抱えて飛行機に乗り込むと、同じツアーの皆さんが
驚いていました。何を買うものがあるのか....と。

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