インド世界遺産紀行 (拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
香港経由でデリーへ  2013/12.14・15
インドと聞いて思い浮かぶものはサテ〜先ずはカレーでしょうか。
そしてターバンを頭に巻いた男性、そしてガンジス河の沐浴風景。
実は昨年飾っていたカレンダーにタージマハール廟が大きく
写し出されていまして、インドが気に掛かっていたのです。
そこで一度は訪問するべしと実行ですが、もしや私の大好きな
ゴミゴミとした町並みが見られるかも知れません。

インド入国にはビザが必要だとかで、これがまた費用はもちろん
面倒な作業でして、自分で申請するのは諦めて旅行社任せ。
それでもパスポートを送ったり書類のやり取りがあるので、途中で
旅行のキャンセルなどはトンデモナイ。書類には信仰する宗教まで
書く欄がありまして、イヤハヤ一風変わった国を旅するようです。

インドの気候は10月から3月までが乾季、これを外すと40℃を
超える雨季に入るそうで、お気楽旅行者としてはこの乾季
それも年が明けてからよりも一万円安い年の暮れに旅立ち決定。
いくら暇人でも気分的に慌ただしい年末、イソイソと旅支度です。

関西空港で4時間待ち
エアインディア315便 30分おきのアナウンス 軽食の配布
海外ツアーも毎年の事ですから、迷うことなく旅行社のカウンター
集合に始まり、航空会社へのスーツケースの預け入れ。お次は
出国検査を済ませ、免税店でのタバコの購入。余裕で搭乗待合席に
納まったものの、これがまた一向に搭乗開始とならないのです。
どうも機体の電源系統修理に手間取り、マネージャーらしき人が
30分おきにアナウンス。こちら機内食を期待して昼食を抜かして
いるので、空腹に耐えられずロビーの売店でラーメンにビール。
ところがその直後に菓子パンにジュースが配られたのにはガックリ。

関空連絡橋
持て余す時間 欠航は有り得ないのです?ホテル予約
やら、その後の国内便の予約に影響が
ありますから、無理からに飛び立つ筈。
そんなに時間は掛からないだろうと、
空港内をウロウロ、飛び立つ飛行機を
写したりで、それなりに楽しんでいます。
ところが待てども飛び立つ気配なし。TVもない待合席では時間を
持て余すので、大画面TVのある台湾行きの待合席でボーっと
TVを見ていたら、遠くからデリー行きの最終案内のアナウンスが
聞こえるではないですか。イヤ本当に危なかった。もう少しで
乗り遅れて関西空港日帰りの旅に終わるところでした。機内に
飛び込むと、扉の向こうに添乗員さんが立っていたのです。
今回は研修の添乗員さんまで加わり二人もいるのに、近くを
探してくれても良さそうなものにとブツブツ。最後の搭乗者に
なってしまったのですが、乗れただけで喜ぶべきか....
離陸予定から4時間遅れ、高速バスで関空に到着してから私、
5時間半も空港で過ごしていたのです。ヤレヤレそしてフ〜

香港経由 カレー三昧
カレーの機内食 香港は雨 2回目のカレー
香港まで4時間余りの飛行、その間に機内食が出るのですが
これが待ちに待ったカレー、カレーとカレーの間に細長いお米が
納まっています。これぞ本場のカレーの味、けっこうイケルどころか
本当に美味いのです。ビールをお願いすると、なぜか2本、1本で
良いと言っても押し付けるように置いていくのです。まあビール
好きとしては遠慮なく頂いておきます。
香港到着、外は雨。機外に出ることも無く、座り続けていると
清掃員と香港の税関職員これがまた可愛い女性ばかりでして
チケットと手荷物の確認。確認が終わった手荷物にシールを
貼っていくのですが、これは密輸防止の手段なのでしょうね。
それよりもエアインディアの航空会社ではライターマッチの類は
機内に持ち込めないのだそうな。これには頭を抱えながらも
実はスーツケースにマッチを忍ばせていましてマッチがX線に
引っかかる筈なしと高をくくったものの少々心配しています。

香港からデリーまでは約6時間、その間にまたカレーの機内食。
ベジタブルかノンベジタブルかと聞かれるのは菜食主義者が
多いからでしょうか。いずれの機内食も添え物が違うのと微妙に
カレーの内容を変えているようです。しかし残念ながら香辛料が
きつくてその違いが分からないようで、写真を並べたものの
ホトンド同じ味となっています。まあカレーが嫌いな人は端から
インドへ行こうとは思わないでしょう。

明け方近くのデリー
デリー到着 静かな空港 客室滞在3時間
当初の予定では夜中の11時にホテルに入る筈だったのが
遅れに遅れて朝の4時前となりました。9時には出発して
ペナレス行きの国内線に乗り込む予定となっていますから
寝てしまうと、そのまま起きられない事態になっても困ります。
そのまま起きていたものの、せっかくのスーペリアクラスの
ホテルなのに本当に短い滞在時間となったのは如何にも残念。

デリー ウエルカムホテル
デリーの朝陽 朝食バイキング会場 ホテル全景
バスに乗り込むまでホテル前を散策。ボンヤリ霞んだ太陽が
インドらしさを現しているのでしょうか。中央の写真はホテル内の
朝食レストラン風景でして、お洒落な雰囲気ですね。もちろん
数種類のカレーに細長いお米にナン。もちろん各種のパンに
ハム類、サラダに果物と充分な品揃えで満足なものでした。

ベナレスに向けて空港へ
街人にシャッター ワラ運び 空港ロビー
バスが走り出しました。空港までの広い道で快調に進むのですが
全体に霞んでいるのです。ガイドさんによると質の悪い石炭を
暖房に使っているためにスモッグが発生しているのだそうな。
そんなに寒いとも感じないのですが、こちらの方は暑さに強くても
少しの寒さにも弱いのでしょうか。ほどなく空港に到着、ところが
また飛行機が定時に飛び発つことは皆無のようで、約1時間の
遅れとなっています。ヤレヤレ

今回のツアーは総勢18名、いつもの事ながら中年女性が多く
若い人は皆無となっています。まあ仕事を持っている人が
この年末にインドを旅する時間もないでしょう。定年したばかりの
世代の男性も居るようで今回の旅も寂しさを感じなくて済みそう。
というのも、出発日によって一人参加の追加代金が5千円引きに
設定されているのです。もちろん今回のツアーは5千円引き。

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