カメラを買わないというか買えないというか、
それが長く続いて禁断症状が現われたようです。
考えてみれば7月にライカを購入したばかり、相当の重症のようです。
その病気を押さえるため、やむなくタカラ「スティック・ショット」購入。
7千円なり....
やたらメーカーが銀塩カメラの最新機種を発表するものの、
以前も書いたように実際に写すには1,2台で充分。
それが最新機種なら申し分ないのですが、資金は株式に塩漬け状態。
充分漬かって、もうすぐ食べ頃でしょうか。もはや腐っているかも知れません。
誰か高く買ってくれないでしょうかね、このカブ漬け。
京都名産のラベルでも貼り付けたら売れるかも....
そんなこんなで、この際デジタルカメラの入り口でも覗いて見ようと決断。
と言っても、おもちゃメーカーの出している10万画素、固定焦点・液晶表示なし。
苦情の言える代物ではありません。
風景を写せば画素数の少なさから、やたらギロギロした粗い画面。
接写を試みればパララックスが調整できず、画面から外れてカンで調整する次第。
少し暗いところではシャッターが落ちず、
1週間経てば保存している画像が消えるとの事。
単4電池2本の寿命が尽きるようです。
高画質(?)で20枚写せば即パソコンに保存、今電池を抜いています。
ただデザインが携帯電話を小さくしたような縦長の形状。未来型でGOOD!
30*15*120mm、あまりの小ささにポケットに入っている事さえ忘れそう。
銀塩思考の強い人間が、コンパクトカメラと同じ大きさのデジタルカメラまで
同行は無理と言うもの。その点で購入決断。(そんなタイソウな買い物?)
このデジタル、USB接続ですね。写してパソコンに繋げば即見れます。
即見れる事こそデジタルの値打ち、これは実感できました。
そして生意気にも接続ソフト、画像編集ソフトがついています。
私の場合、コレクションのカメラを撮影するのに残りフィルムを利用したりで
苦労してきた訳ですが、これで簡単にUPできますね。
ライカをアニメーションで回してみたりで結構遊べそうです。
ライカM3のところで別ページにしています。
ライカの三脚ねじの位置が偏っていますので、綺麗に回りませんでした。
しかし奇妙に迫力がでて、本人それなりに満足。
8枚写して、それぞれ切り抜きを施してアニメーション。
以前からやってみようと思っていたものが実現。
少々重いですが、我慢してください。
と言うわけで使い方によっては何とか役に立つ代物。
メールの写真添付とか、コレクションを写すとか....?
せめてストロボ・35万画素は欲しかった。
先日、ミノルタのα7のカタログを貰って来ました。
前回に書いたような対角線上での9点測距が実現していました。
それも手動でジョグダイヤルで選べるようです。(もちろん全自動あり)
最新機種ではキャノン党なもので何とも羨ましいものです。
キャノンが視線入力に拘っているうちにミノルタに追い越された感があります。
これは言い過ぎ、どちらも良く進歩しています。
残念ながら金属製ではなく、防滴・防塵性能は謳っていないようです。
EOS7でも言えることですが、やたらスイッチ類が増えていますので
雨の時は持ち出しを控えた方が良さそうです。
またこれだけ操作部分が増えると基本的な写真の勉強をしていないと
本当に宝の持ち腐れになってしまいそうですね。
特筆すべきは裏ブタにデジタルカメラの液晶表示のごとく、
大きなデータディスプレイ。
構える向きによって表示もタテヨコに変化するそうです。
銀塩カメラを愛する中年オヤジにも親切設計ですね。
これを見て感じました。「銀塩とデジタルの融合」の予測。
デジタルでの確認と簡易保存、銀塩による本格保存。
これだけ大きな液晶がつくなら画像が写っても不思議な事ではありません。
携帯電話の普及のおかげでカラー液晶が安くなりそうです。
ミラー2枚でフィルムとデジタル受光体に同時に露光、
近い将来、簡単に実現できそうです。
いづれにしても私のコレクションの範疇には入りそうにないのですが、
只今興味があるのはバルナックタイプのロシアンカメラ。
金属製カメラ、そしてそれなりに歴史を感じさせてくれます。
どうせ実写しないのですから....
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