ニコンF3 ’99年5月
3年前でしたでしょうか。
カメラのキタムラの中古品コーナーでほとんど新品状態で
陳列されていたのを衝動買いしたものです。
まだバブルの余韻を残した時期でもあり、
ニコンのFシリーズが1台あってもいいような気がして
買ってしまいました。

買ったものの今までフィルム2本しか使っていません。
やはりEOSからカメラに入った者にはマニュアル機の敷居は高いようです。
マニュアルといってもAEで手巻き・手動ピント合わせですから
コンタックスと機能は変わりません。
じっくり写すにはマニュアルの方に まだ分があるようです。
どうしても慎重に写さざるを得ませんから。
それにある程度の重さが必要です。手ブレが違います。
重さが必要と行ってもこのカメラ、重いですよ。
このページを書くために体重計に乗せてみました。
モータードライブ・電池・レンズ込みで 1.8Kgありました。
F5もこれくらいありそうですが、巷にあふれるF5以上に風格があります。
これを持つと気分はまさしくプロ。

腕はともかくとして目立ちたい向きには最適です。
昨年、東京へ研修に出かけた折りカメラ店17軒探訪のあげく、
何か買わねばと購入したのがこのモータードライブ。
カメラ本体より大きく 重いのですが、単品で使うと大きなシャッター音が
このドライブのおかげで歯切れの良い音になります。
防湿庫に納め、 たまに この音を楽しんでいます。

今だ現行発売の機種ですが、買う人いるのでしょうか。
最新の装備をした金属製のカメラがまた増えてきましたので
そちらを選んだ方が いいでしょうね。
買うならあくまで工芸品として....
ニコンF3 ニコンF3  衝動買いの一品。
モータードライブ・コマ送り装置・
レンズ85mm2.0

ジウジアーロ デザインの
ニコン最高級マニュアルAE機
まさにプロ仕様
コンピューターを使わずに精度を出すには
これぐらいの大きさと重さが必要なのでしょう。
登場の頃は報道の世界で活躍したように
機械としての信頼性があります。
それにしてもこの大きさは欧米人仕様です。
手の小さな人では取り落としそうな
大きさと重さ
これだけ最新装備のカメラが登場し、
デジタルカメラが一般化されつつある現在、
早く製造を中止して骨董的価値が出ることを
期待しています。
無理でしょうね、
未だ カメラ店に並んでいるのですから...