購入は’97年4月だったでしょうか。
毎年何がしかのカメラを買いたいという一種の病気状態。
なにぶん先立つものが必要で、この時は金欠状態だったと思います。
定価で5万円確か7掛けだったと記憶しています。
本当はコンタックスのスリムTをめざしていたのが、
いつものカメラ店主に薦められるまま、購入。
28mm-56mmのズーム、そしてアルミ外装。
とにかく軽く、いまだに旅での必需品です。
フィルム装填が特殊ですが、裏ブタ半開き状態のところに押し込みます。
なかなかの工夫がされており、まず装填失敗はないでしょうね。
装填するとまず巻き取ってしまうので、撮影途中もし裏ブタをあけても
撮影済みフィルムが助かります。これはありがたいですね。
そして素晴らしいのが写り、フジフィルムのレンズ侮れない存在。
コーティングが良いとのこと。
欠点としては、その写りを確保するためか やたらフラッシュが飛びます。
飛ばさない設定も出来るのですが5分間何もしないと
標準設定に戻ってしまい、再設定ということに。
普通の写し方をするには親切な設定ですが、
できれば手動で固定ができると良いのですが....
またズーム領域は私にとってはベストです。
ボタンを押すとモーターでズルズルとレンズが伸びてきます。
これには少々いらいらしますので、
もっぱら前蓋をスライドさせてスイッチが入った状態の
28mmで使用する場面が多いですね。
コンタックスG2ではもっぱら28mmレンズのみの使用ですから、
単焦点レンズに慣れています。
ズームはお守りのようなものですね。どうせ伸びても56mm、かといって
他の150mmまでのびるようなコンパクトカメラは無謀ですね。
F値の暗いレンズで望遠は無理ですよね。56mmで充分です。
出来ればレバーで長さが変わるのが私にとって理想です。
マニュアルの設定も色々できるのですが、
絞り値シャッタースピードの確認が出来ないので
いわゆるスナップカメラと割り切って使っています。
ただ液晶部に照明が欲しいことのみ。
蓄光式の照明では必要な時には見えませんね。
最近使用する場面が増えています。
最近メインのカメラがEOS1Nになったのですが、
これがやたら重いもので
コンタックスG2に代わって、このティアラが胸ポケットに収まっています。
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