今年の紅葉2010(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
旧閑谷学校・帝釈峡バスツアー 2010/11.7
ツアーに一度でも参加するとその旅行社から頻繁にダイレクトメールが
送られてきます。ご存知の通り根が旅好きなものでそのパンフレットを
ジックリと見入るのですが秋は観光シーズンなのでしょう、泊りがけの
ツアーはいずれも割高。そこで選んだのが日帰りの広島県の帝釈峡。
近場ながらパンフレットに掲載の写真が湖に紅葉が映えて綺麗。
行ったことのない場所で年に一度の紅葉狩りと洒落込みましょうか。
おまけにマッタケご飯にタラバガニ食べ放題だとか....楽しみ楽しみ。
ちなみに日曜出発の料金は1万980円也で平日出発より千円高。

瀬戸大橋を渡り岡山県へ
サンライズ瀬戸 龍馬のお酒 瀬戸大橋
前日まで晴れの日が続いていたのに本日は夜半から雨が続いています。
ウ〜ン日ごろ晴れ男を自認していたのにナンたる事か!風景は諦めて
マッタケとカニに期待するべきかと、雨の中を集合場所の高松駅に
出向きます。ホームを覗くと到着したばかりの夜行寝台サンライズ瀬戸を
見る事ができて感激。鉄道ジオラマ熱も少々冷め気味ですが一時期は
この連結セットモデルも買いたいと思っていたのです。オヤ土産物店に
龍馬発見。こちらでは四国のお土産が揃えられていまして高知では
龍馬ブームが続いている模様。私、別に龍馬ファンではないながら
一つ買っても良いかなと思わせる一品。結局買わずに写真を一枚です。

バスは丸亀まで次々停車して客を拾い、どうやら満杯状態。
マッタケ御飯食べ放題のキャッチフレーズが効いたのでしょうか。
バスツアーなんてお年寄りばかりかと思ったのが、我が夫婦より
若い人が若干乗ってきて一安心?私もツアー申し込みをした後に
車を買い替えるようになるとは思わなかったのです。広島県までなら
自分でドライブ出来る自信はある?まあ長距離ドライブはプロに任せて
お気楽旅が一番と最近シミジミ思う今日この頃となっています。
瀬戸大橋を渡る頃には雨が上ってきたようです。晴れ男復活か。

旧閑谷学校
トイレ休憩 講堂 彩り
岡山池田藩の藩校だったとかで、こちらの大きな櫂の木の黄色と
赤が対になって出迎えてくれます。備前焼の瓦とこの櫂の木の
取り合わせが綺麗。約10年前に家族で訪問したことがあるのですが
今回は岡山県のホボ東端の閑谷学校に続いて西の広島県の山中の
帝釈峡に向かう行程。瀬戸大橋を渡ってから東に西へと走り続けて
スケジュール的に少々無理があるようです。まあ平地と山間の
紅葉状態を一度に味わおうとの魂胆なのですか。
こちらも結構な人出となっており、人を避けての風景撮影は無理。
ただ磨かれた講堂床に写った櫂の木の黄色と赤が印象に残ります。

紅葉狩りには早過ぎた....
石塀 緑のモミジ 早く行こうよ
こちらの石積みの塀が草の一本も生えないほど綺麗に積まれて
有名なのです。これと僅かに色づいたモミジを合わせて写します。
そしてまた緑のモミジをその先の色づいたモミジを背景に無理からの
紅葉撮影となっています。携帯電話に夢中になるお母さんの服を
引っ張る子供たちを一枚、中途半端な紅葉よりもスナップでしょうか。
駐車場に備前焼のお店がありましたので、灰皿の安いのがあれば
お土産にしようと立ち寄ったものの、最近は禁煙ブームとかで
ほとんど売れないので置いていないそうな。
そこで向こう付けらしき小さな椀をお買い上げです。
ナカナカ風雅な景色(お宝鑑定団風?)の備前焼
ですので勿体無くて未だ灰皿としては使用して
いません。お菓子のお土産も良いが形のある物を
残すも良し。岡山訪問の節は備前焼のお土産が
お勧めですね。千円値切って2千円也。
お土産の備前焼
松茸食べ放題?
バスはその後、山中を目指して湯郷のレストランで皆さんお待ちかねの
マツタケとタラバカニ食べ放題に突入です。ところが松茸御飯食べ放題の
はずがひとり一蒸篭、どうも勝手にパンフレットを読み替えていたようです。
茶碗蒸し・土瓶蒸しに蕎麦、すき焼きにと松茸料理のフルコース。確かに
タラバガニが取り放題そして牛肉取り放題となっていまして相当に豪華。
我が息子なんぞが居ると、プレートに並べた牛肉を食べつくすのでしょうが、
どうもアルミ箔の鍋の下にある固形燃料がミソ。食べつくす前に火が尽きて
しまうのですね。ナルホド納得、さすがに生肉を食べるには至らず。
ここぞとばかりに肉の次はカニを追加で取るのですが、これが少々塩辛い。
そこでビールを最後に注文したのが失敗。タラフク食べた後のビールは
キツイ....それにしても小さく刻んだ松茸ばかりでは微かに香りを感じた
ものの思いっきり噛み締めたという記憶なし。満腹ながらも文句を少々。

帝釈峡到着
遊覧船 白鳥撮影 手漕ぎボート
食べ放題の昼食とその後のお買い物タイムのために帝釈峡に
着いたのは3時半。まさに秋の日はつるべ落としで山の中は
ドンドン暗くなるばかり。おまけに曇天で紅葉撮影には望み薄。
デジタルカメラのホワイトバランスと感度に期待しての撮影か?
オプションでひとり千円で遊覧船に乗れるのだとか、全く予備知識が
ないので大人しく乗っていましょうか。ところがこの遊覧船がお勧め。
40分でこの人造湖を端から端までグルリと周ってくれますので
お得感充分。遊歩道を暗くなるまで歩いたとしてもどれ程見る事が
出来たでしょうか。

遊覧船からの紅葉
航跡 満艦飾 トラス橋
こんなにモミジが揃った観光地が身近にあったとは知らなかったのです。
石灰岩の絶壁に紅葉、人工的に堰きとめた湖だそうですが実に綺麗。
これで青空と日差しがあれば最高なのですが、実際は夕暮れと
午前中の雨による霞でボンヤリしています。まあカメラの補正で
この程度に写りましたので満足しておきましょう。ホワイトバランスを
曇りに合わすと赤みが増して実際以上に綺麗に写るのです。そして
走る船からでは暗くてブレるのも感度を上げて撮影。デジタルカメラの
機能フル活用となっています。紅葉が水面に写り込んだ風景が
遊覧船からお気楽に見られるとは感激ですね。
来年は我が愛車で再訪してもいいかと思っているのです。

オシドリの一羽を湖面に発見。せっかく写って
いましたので掲載しておきましょう。

という訳で秋の一日を食に風景にと満足して
終わったのですが、私の場合何処に行っても
満足する性格でツアー代金以上に楽しんで
いるのは間違いないようです。
オシドリ発見
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