比叡山・琵琶湖(拡大したい時、また戻る時は画像をクリックしてください)
琵琶湖周辺 乗り物体験ツアー 2019/9.16
今回の旅の目的は一万円の値引き券を手にして日帰りのバス
ツアーをする事です。さて行き先は....探ると比叡山への旅が
目に付きました。京都へは頻繁に出掛けていたものの比叡山には
登ったことがない上に琵琶湖の遊覧船ミシガンにも乗船だとかで
勇んで申し込み。ひとり3千円弱の追加が必要ですが、畑作業も
一段落で連休の一日、琵琶湖周辺を歩いてみましょうか。
琵琶湖と比叡山
2年前の中欧4カ国への旅で関西空港から飛び立ち、北上の際
琵琶湖と比叡山を写していました。中央付近の少し雪を被った
山並みが比叡山、琵琶湖に迫る位置にあることが分かります。

琵琶湖で20分のクルーズ
旧琵琶湖ホテル クルーズ船ミシガン 外輪船
朝6:25にバス乗り場集合は少々キツイのですが、訪問先を
詰め込んだ結果ですから我慢しましょう。ナンとツアー総勢が
46名に運転手2名と添乗員で今までのバス乗車最多記録に
なっています。一応連休の筈なのに見事に年寄りばかりで
女性添乗員さんが一番若かったようです。最初に着いたのが
船着き場の横に立つ琵琶湖大津館、90年近く前に建てられた
旧琵琶湖ホテル。耐震が施されて文化施設として使われ、現在も
堂々たる桃山様式の素晴らしい建物です。定刻にクルーズ船
ミシガンが到着、乗客がすべて乗り込むと直ぐに離岸。次の
船着き場までの20分間が乗船体験なのです。その昔には
2時間サスペンスで頻繁に登場していましたので、一度乗って
みたかったのです。少々古くなっていますが、レストランもあり、
小さなステージでは男女のミニライブショー。なるほどアメリカンな
内装で雰囲気充分です。後部に水車のような外輪が景気よく回り
その飛沫に見惚れていました。ノンビリした航海ですが20分間の
乗船で十分でしょうか。

ステーキランチの後、比叡山へ
湖畔のレストラン ステーキランチ 比叡山ドライブウェイ
琵琶湖の畔にレストランが数軒立ち並んでいます。その一軒が
本日の昼食会場。知多半島の旅に引き続きステーキランチと
なっていまして今回は150g。バスツアーは豚肉に決まっている
のかと思うほど続いていたのですが、最近は少し嗜好が変わって
来たのかもしれません。重さの制約があったのか、私のステーキ
が薄切り。ところが向かいの嫁さんの肉は厚切りで羨ましい限り。
さすがに気の毒と思ったのか私に切り分けてくれました。やはり
ステーキは厚切りに限る....コレバッカシ。
湖畔の道を少し走ると、バスは左折して比叡山を登り始めます。

比叡山お寺巡り
根本中堂は工事中 屋根の工事見学 東塔・阿弥陀堂
比叡山延暦寺は高野山と並び仏教の聖地となっています。
天台宗の開祖 最澄が開いたとかで、その後訪れた高僧と
呼ばれる方々がこちらで得度しているそうな。仏教に興味が
ないながら歴史と建築が好きなもので喜んで歩き回っています。
4カ所のエリアに分かれて、その東塔だけを訪ねたのですが
長い階段と坂道の繰り返しで疲れます。ところが標高が約800m、
下界とは5℃近く低いので日陰を歩けば実に快適となっています。
ところが国宝の根本中堂が改修中、大きな上屋でガッチリ
覆われています。内部は撮影不可ながら、屋根を見下ろす
ところでは撮影許可となっていました。仏教に興味のない方も
比叡山と高野山を訪ねて比較してみるのも面白そうですが
高野山は弘法大師のご利益を求め過ぎていると感じましたね。

ガーデンミュージアム比叡
モネの庭 秋の気配 一面に花
延暦寺の直ぐ先にガーデンミュージアムなる植物園があるのです。
こんな山の上に植物園、さぞや水遣りに困りそうですが、ナンと
モネの庭まであるのです。残念ながら白いスイレンしか咲いて
いないのですが、やはり青と赤のスイレンが揃ってこそのモネの庭
でしょうね。コスモスの花はもちろん、見たこともない花も揃えられ
良く整備されています。この有料植物園とまでは及ばないとして
我が庭園も せめて草刈りぐらいはしなければなりません。

ロープウェイ・ケーブルカーを乗り継いで下山
琵琶湖遠謀 ロープウェイ ケーブルカー
眼下に琵琶湖が広がっています。植物園から少し先に進めば、
ロープウェイの駅がありました。総勢46名となれば一台には
乗りきれず2台に分かれて乗車ですが、予約をしていると融通を
利かしてくれたようです。続いてケーブルカー乗車になるのですが
内部が階段状になって、それも坂の形状に一致していないので
階段が斜めになっています。おまけに先の乗客で座席が埋まり
立見席....ブツブツ。いずれも短時間の乗車で問題なしですが
一度に2種類の乗り物に乗れるので面白い乗車体験となっています。

新型車両ヒエイ乗車体験
叡山電鉄 八瀬駅 新車両ヒエイ入線 運転風景
その昔、京都市内の出町柳駅から紅葉のトンネルを抜けて
鞍馬山まで叡山電鉄に乗った事があります。その電車が途中
分岐してこの八瀬駅が終点になっていまして、お次は電車の
乗車体験。それも叡山電鉄の新型車両ヒエイ、真っ黒い車体
に楕円をモチーフにして見るからに近代的。ところが一両だけ
の上にワンマン電車。それも各駅停車でお洒落なローカル線
とでも言いましょうか。ローカル電車というものは やたら駅が
存在して区間距離が短いものと判明。

9月の3連休の一日を色んな乗り物に乗り、楽しんだのですが
この二日前に同じツアーが出ていたのです。ところが渋滞に遭い
遅れに遅れ、ミシガン乗船を諦めてステーキランチに向かった
そうな。まあレストラン予約の問題から仕方がなかったので
しょうが、残念なことをしましたね....フフフ?

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